2010年5月8日土曜日

臨時議会で…その3


 臨時議会での報告内容、その3です。

《生活バス路線》
 民間生活バス路線「桧木内線」の松葉以北路線が本年3月をもって廃止になり、廃止沿線地域の公共交通空白地域の拡大を懸念しています。現在は同地域市民で組織するNPO法人が、秋田内陸縦貫鉄道の利用拡大等も包括した移送サービスの提供に取り組んでいます。本格的なサービスの提供に課題もありますが、今後、NPO法人・関係機関との協議を進め、地域の皆様がより利用しやすい移送サービスの提供がされるよう、交通体系の整備に努めます。
 そのためにも、今年度計画している「高齢者生活実態調査」の調査と、結果分析を急ぎます。

《火災と風害事故》
3月に全焼1件、部分焼1件の2件の住家火災が発生しました。気候的にも乾燥時期になっていますので、予防啓発活動に一層努めます。また風害ですが、4月14日の暴風雪警報の発令を受け、午前11時30分に「仙北市災害警戒部」を設置し、各部所に注意を促すとともに被害状況の把握に努めました。なお同警戒部は、同日午後5時10分に解散しました。被害状況としては、住家1棟・非住家4棟の屋根のトタン剥離、倒木による停電などでした。また、農業施設の被害については、いずれもビニールハウスで倒壊が2棟、半壊が4棟、ビニール剥離が29棟、被害金額は348万3千円となっています。

《高齢者福祉施設の民営化》
 平成23年4月の民営化に向けて作業を進めている、養護老人ホーム「角館寿楽荘」及び特別養護老人ホーム「かくのだて桜苑」の状況をご報告します。応募のあった4つの社会福祉法人について、仙北市高齢者福祉施設移譲先候補選定委員会の選定結果報告書をもとに、昨年度末、「社会福祉法人 仙北市社会福祉協議会」を移譲先候補に決定しました。現在、補助金適正化法に基づく財産処分の報告・申請の手続きを国県に対して行っています。この承認等が得られた後、関連議案を議会に提案します。

《あきた杉バイオエネルギーセンター》
 4月1日、木質バイオマス施設(あきた杉バイオエネルギーセンター)の竣工式を、市議会議員の皆様はじめ、関係者多数の出席をいただき開催しました。
 バイオエネルギーセンターは、1日10トンのチップを使用し、重油換算で約700リットル相当の熱量と300キロワットの電力供給が可能です。
 4月下旬からは西木温泉ふれあいプラザクリオン及び介護老人保健施設にしき園に電気と熱を供給しています。5月からは熱源としての循環水も試験供給しています。

《総合産業研究所》
 仙北市立「総合産業研究所」が、4月1日から西木庁舎で業務を開始しました。
 所長には秋田県立大学の荒樋豊教授を迎えたほか、専任スタッフとして、地域資源活用専門員(任期付職員)2名、JA秋田おばこからの派遣職員1名を含む常勤職員7名を配置し、情報収集と試験・研究活動の展開、食品加工産業の育成、地消活動の展開及び市内流通システムの構築、マーケテング業務・流通・市場開拓の総合的強化等、産業全般の所得アップを目指し、取り組みを始めています。
 この総合産業研究所の取り組みに連携いただきたいと、先ごろ、食品加工分野で実績のある味の素冷凍食品・ニチレイフーズ、ライフフーズの各本社を訪ね、社長や担当役員などから、様々な情報やアドバイス等をいただきました。企業訪問は、マニフェストにもあるように、年間50社を目処として今後も精力的に継続します。

《仙北市起業等連絡協議会》
 市内企業50社の参加をいただき、「仙北市企業等連絡協議会」を4月28日に設立しました。同協議会は、マニフェスト40政策の1つ、「市内と市外を結ぶ産業プラットホーム事業」に大きく貢献いただけるものと期待をしています。
 ところで、先にお話をした企業訪問などでは「現在、仙北市にはどんな企業が集積しているのか。またどんな人材がいるのか。それらが企業進出の大きな要因」との指摘をいただいています。今回参加いただいた各企業は、個々が挑戦力の高い組織集団であり、今後も引き続き参加を呼びかけ、雇用確保や地域振興に向け、情報交換や各種研修をしながら連携の強化を図ります。

《仙北市観光協会連絡会議》
 角館町観光協会・(財)田沢湖観光協会・西木観光協会の連携を高め、仙北市の観光振興に寄与することを目的として、3月30日、「仙北市観光協会連絡会議」を設立しました。
 同会議では、各観光協会が独自で行っていた活動の横ぐし事業、例えば情報交換や観光情報の受発信、観光客誘客の共同キャンペーン等、観光に関連する団体や企業と協力強化を促進します。同時に、仙北市における3つの観光協会の在り方について議論を進めます。
 同会議の活動と議論は、将来の仙北市における観光産業を左右するものと捉え、注目をしています。

《ジャパンフィルムコミッション全国大会》
 国内のフィルムコミッションネットワークとして活動している、「特定非営利活動法人ジャパン・フィルムコミッション」(通称:JFC)の総会が、本年9月29日と30日に、仙北市で開催されることが決定しました。
 JFCには、全国88のフィルムコミッションが参加していて、日本映画においては8割以上の作品がこのフィルムコミッションの政策支援を受け、魅力あるロケーションや地元の方々のエキストラ出演など、観光振興や地域の活性化に貢献をいただいています。
この総会の開催を機に、市内における撮影環境等の整備を図りながら、映像産業の振興や文化振興、観光振興につなげたいと考えています。
 この動向をさらに実効性の高いものとするため、4月21日に国土交通省観光庁を訪問し、溝畑宏長官に対し要望活動を行ってきました。仙北市観光の柱である「1.自然・温泉」「2.歴史・文化」「3.グリーンツーリズム」に、「4.エンターテイメントコンテンツの活用」を新たな基軸に加え、さらなる観光振興の広がりを目指すとする内容です。
 現在、韓国ドラマの「アイリス」で、韓国からの観光客が増加しています。海外ドラマ、映画の誘致などフィルムコミッションへの支援、アニメや音楽の顕彰や劇団、郷土芸能の海外発信など、今後、東アジアを視野に入れた観光政策に、協力、支援をお願いしました。

《仙北市ツーリスト・インフォメーション・センター》
 県内初の“観光振興の県市機能合体組織”として仙北市ツーリスト・インフォメーション・センター、通称、仙北市TICを4月1日にオープンしました。
 同センターは、仙北市を起点とした周辺地域への観光客の一層の流動促進を目的に、秋田県観光の玄関口である角館駅前蔵内に開設、基本的なサービスを開始しています。
 配置スタッフは、県職員1名、仙北市職員2名、観光協会職員3名の計6名で、今後、秋田内陸縦貫鉄道株式会社旅行センターの1名も加え、業務に当たる予定です。これにより、広域の観光案内、着地型旅行商品の企画・造成、そして旅行商品の販売が行えることになります。

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