2025年1月22日水曜日

カッパ寺へ聖地巡礼


 都内台東区の曹源寺。別名カッパ寺とも呼ばれ、カッパの手のミイラが安置されています。ご近所のカッパ橋道具街は、今日も外国人観光客で大賑わいでした。でも小路に入れば喧騒は嘘のよう…。

 そのカッパ橋の名前の由来ですが、1つは濡れた雨合羽を橋の上で干していた…、もう1つはカッパ伝説で…。その昔、この辺りは湿地帯でよく洪水被害が起きました。そこで合羽屋の喜八が私財を投じ、河川改修や橋の架替を行ったそうです。その際、かつて喜八に命を助けてもらったカッパたちが、夜ごと工事を手伝い喜八に恩返しをした…、それでカッパの名称がついたと伝わっています。

 その喜八の菩提寺が曹源寺だったことから、カッパも一緒に祀られてきたようです。写真上はカッパ大明神を祀るカッパ堂前の夫婦カッパ。写真下の左はカッパ大明神の掛け軸、中はカッパの手のミイラ、右は賑わうカッパ橋道具街。もうエリア全体が聖地です。


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