ABS秋田放送えび☆ステの特集は「がたべこ」。秋田県立大が大潟村で飼育する和牛(日本短角種)の新ブランドです。ううう…、みんな頑張ったなあ。未来はここから始まります。
私が在籍(農業短期大学畜産学科)していたのは、もう半世紀近く前のことです。当時は牛舎も新しく(この牛舎は2022年に焼失)、農場実習は放牧地の整備作業がほとんどでした。授業の中心は、如何に効率よく安全に子牛を分娩し、健康で高く売れる牛を育てるかだったと記憶しています。和牛の新ブランドなんて考えも及ばなかった…。そして現在、輸入飼料の高騰が続けば、食卓に安価な牛肉を提供することはほぼ困難です。でも粗飼料で低脂肪の肉を作る短角牛だったら、また県内の農家から飼料原料を調達する循環型畜産を実現できたら…、可能性は大きいと思います。県立大の挑戦は、国内畜産の常識を変えるかも知れません。
中学生も高校生も大学生も専門学校生も、自分の未来はここでは描けない、大都市に出なければ夢は実現できない、そんなふうに思っている皆さんは多いと思います。でも、秋田で取組むからこそ意味を持つ挑戦もあります。できたら…、あなたの未来づくりを秋田で始めて欲しいと思っています。
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