2024年5月22日水曜日

ご冥福をお祈りします


 中尾彬さんのご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。2015年12月、池波志乃さんとご夫婦で仙北市の観光大使をお引き受けいただき、ずっとお世話になりっぱなしで…。

 お二人に観光大使をお願いする道程も、多くの皆さんのご縁に恵まれた奇跡だったように思います。ご夫婦は田沢湖高原で熟成する生ハムと、その作り手・金子裕二さんの大ファンでした。それで市の地方創生シンポジウムにゲスト出演をいただき、ジビエの活用など多くのアドバイスで会場を盛り上げてくれました。実はお二人は、以前から田沢湖や角館にはよく来ていたそうです。大好きな町だと言ってました。このシンポジウムのコーディネーターが岸博幸さん(慶應義塾大学大学院教授)です。岸先生がお二人に観光大使をお願いしてはどうかと、ビックリの提案を口にされて…。

 ご縁がご縁をつなぎ、トントン拍子に任命式をやることになりました。でもお二人のスケジュールが忙し過ぎて、都内の会場を事前におさえることができず…、赤坂にあった金子さんのレストラン・グランビアで、軒先を借りての任命式になりました。クリスマス直前の夜でした。通りを行き交う皆さんから、仙北市ガンバレー!と、声援があがる度に、ありがとうと答えていた中尾さんを思い出します。テレビで見る強面の方ではなく、気さくで博学な文化人でした。ご苦労さまでした。ありがとうございました。心よりご冥福をお祈りします。

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