2024年5月9日木曜日

持続可能な地域とは…


 大仙市のリバーサイド倶楽部でお話し会。新型コロナウイルスの5類移行で、人流が活発化した現状をどう見るか、人手不足と消費者不足の今後、明治以降の国づくりのベクトルは…。

 明治政府が岩倉具視使節団を12ヶ国に派遣した理由は、先進諸国の政治制度・文物の調査、そして不平等条約改正の下ごしらえでした。その条約改正についてドイツ宰相ビスマルクは、「国際法はあってないようなもの。改正を実現するには先ず日本の国力を高めることだ」と指摘して…。ここから日本は富国強兵・殖産興業を柱に据え国づくりに邁進します。それから150年、日本は今や世界第4位の経済大国です。

 しかし国内人口は減少を続け、さらに地域産業を支える人材も消費者も不足します。明治以降の手法では、今まで通りの日常を維持できないことは確実です。数量的価値から物語的価値への変質…、この取り組みが持続可能な地域づくりに繋がる気がしています。

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