2016年1月26日火曜日

庁舎建設の現構想を封印します

本日、臨時議会を開催いただきました。案件は報告1件、専決処分の承認1件、補正予算1件の3件です。補正予算の主な内容は、好調なふるさと納税ふるさと便事業の追加、自治体情報システム強靱化事業、ふるさと仙北応援基金の積立、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業などです。全案を可決・承認いただきました。
 また稲田修特別委員長から、本会議で正式に庁舎建設委員会の中間報告がありました。この報告を受け、私は閉会のあいさつで次のように発言をしました。

 ~統合庁舎の実現に向け、度重ねて庁舎建設特別委員会を開催いただくなど、皆様には心から感謝の意と敬意を表します。特別委員会が設置された当時は、いろいろな考え方、ご意見があったとお聞きしますが、議論を重ねる中で、統合庁舎は必要と議会全体の確認がなされ、今回は本会議で角館駅前に統合庁舎を建設すべきとの方針を報告いただきました。まさに仙北市政で特筆に値する判断です。
 私は市民に対し、角館総合病院の跡地利用で経費削減を提案しましたが、特別委員会の方針を受け、市提案(現構想)は封印(見送り)します。今後は新用地の取得に必要な事務手順の精査、また面積や庁舎構造自体の見直し、駅前施設の活用による支出の圧縮などで、市民が納得できる計画づくりを進めます。これら作業を積み上げて、できるだけ早期に関係条例を議会に提案したいと考えています。ウカウカしていたら合併特例債は使えなくなります。それはつまり、議会が確認した統合庁舎の建設が、永久に叶わなと言うことです。正念場に立っているとの認識で、全力で関係作業にあたります。どうか今後もご指導とご協力をよろしくお願いします。~
※写真は平福記念美術館で開催された「児童生徒県南美術展」から

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