2016年1月25日月曜日

角館のお祭り安全対策委員会からの答申書

昨年起きた角館のお祭りの死亡事故を受け、安全対策の徹底手法を協議した「安全対策委員会」の皆様から、実行委員長(市長)へ答申書をいただきました。写真に写っている方々は、同委員会(構成は各団体の代表者12名)の後藤悦郎委員長、加賀谷一男副委員長です。

 答申書の概要は、
1.はじめに
 昨年の事故を受け、二度と悲劇を繰り返さないために、また後世に正しくお祭りを伝承していくために、角館のお祭りに深くかかわる関係団体等から選出された構成員が対策を立案し、具体的に活用可能な素材として関係者に提供することを第一目標にした。本委員会の答申は対策立案で、今後は各団体・組織での対策の実施、検証、更なる向上を目指した対策の見直しなどの活動が重要である。

2.基本的な考え方
 歴史に学び、仙北市の人々とともに、老若男女が心から楽しめる角館のお祭り、更には観光客が楽しめる角館のお祭りを基本理念に、安全対策を検討した。
 この際、安全を守り、協調性のある曳廻しのために継承されている「責任者会議決定事項」や、各丁内曳山に継承してきた曳廻しの伝統を尊重しつつも、しきたりとして「角館の祭典」(昭和60年冊子)を参考に、また次代を担う小・中・高生の意見や、社会的要請との乖離に着目し、次の視点で整理した。~で、更に次の事項を掲載しています。
①角館のお祭りの伝統継承(以下6項目の指摘)
②曳山参加者への指導(以下5項目の指摘)
③次世代を担う後継者の育成(以下3項目の指摘)
④関係団体相互の連携(以下4項目の指摘)
 
3.角館のお祭り安全対策委員会「14項目の答申」
  更に最も重要な項目として、「顕在化した課題から」(5項目の指摘)、「潜在的な課題から」(4項目の指摘)、「後世に継承するために」(5項目の指摘)…があり、それぞれの実施組織や検証機関の提案、現実行委員会自体の改革案もいただきました。

4.新たな組織の立ち上げ

 です。皆様には本当にご難儀をおかけしました。できるだけ早期に実行委員会を開催し、答申を委員会のテーブルにのせます。

0 件のコメント:

コメントを投稿