2016年1月24日日曜日

複雑な想いのご当地怪獣タマグラー

写真は、今日午後に行われた「全国ご当地怪獣プロジェクト」のフォトセッション風景(会場:講談社新館)。ここで仙北市の新キャラクター「怪獣タマグラー」が正式デビューしました。プロジェクトは(株)第一通信社が提唱し、既に全国47都道府県で怪獣が誕生しています。同社は中でも特にユニークな怪獣が誕生した6団体とタイアップし、ゆるキャラを超えるご当地怪獣ブームを巻き起こす作戦です。仙北市のタマグラー、富山県南砥市のデデレコデン、高知県土佐清水市のサバサバラーなどが選ばれました。

 ところで写真後列は自治体の方々、前列はテーマソングを唄う科楽特奏隊です。小さくて見えにくいですが、その前にご当地怪獣がいます。

 タマグラーは、何千年も以前に田沢湖に生息していた怪獣です。玉川温泉の大噴で見つかった岩の塊はタマグラーの卵だったのです。これは角館の武家屋敷に保存されていた古文書で確認することができました。古文書ではタマグラーはクニマスが大好物ですが、田沢湖では既にクニマスが死滅しています。しかも産湯を使った玉川温泉が、その死滅原因と分かったら、どんなに深く激しく悲しむことか…。タマグラーは強面ですが、とても複雑な想いのご当地怪獣なのです。

 一刻も早くクニマスを復活させる道筋がないといけません。

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