2013年6月25日火曜日

6月定例会が終わりました

市議会6月定例会が終了しました。5月の角館の桜祭りを期間延長したことで、実行委員会への補助金追加を行った専決処分予算をはじめ、一体型庁舎議論で基本的なデータとなる各庁舎等の耐震度調査費用や風しんの予防接種費用を盛り込んだ追加提案の補正予算案など、全ての案件を可決・承認いただくことができました。

 今議会で特に議論となった幾つかを紹介します。「仙北市空き家等の適正管理に関する条例」は、所有者や管理者等が不明な状況の中では効果を発現できませんが、現状の法制度の中では、最高ランクの工夫がなされていると自負しています。空きや対策が一歩前進できると思います。「秋田スギバイオエネルギーセンター検証事業」は、バイオマス発電等の分野で日本を代表する見識者が協力をしてくれることになっています。6億円以上の巨費を投じて実現したプラントの将来を決断する素材となる検証事業です。覚悟をもって取り組みます。「固定資産税過誤納金事案に関する返還金」は、合併前の事務的ミスが原因で発生したことが分かっています。市民の皆さんには申し訳ない限りですが、予算を認めていただけたことで、精算をして出直すところまで進めることができました。再発防止などについては、類似事案について未だ調査中ですので、これらが終了した段階で再構築します。「耐震診断調査事業」は、老朽化が著しい角館庁舎を先に改修する考え方で準備を進めてきましたが、議会や市民の皆さんから、一体型庁舎の議論も同時進行で行うべきだとの意見が多数だったことから、その基本的なデータとなる現各庁舎の耐震診断を行おうというものです。診断は半年ぐらいの時間がかかる予定です。その間に、危険な角館庁舎には何らかの対応が必要だと思っています。

 その他、本当に活発な議論のあった議会でした。過去の事案に対応する議論と、将来に向けた建設的な議論とが混在したことも、今議会の特徴ではなかったかと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿