今日の午前、北秋田市内で秋田内陸縦貫鉄道「第29回定時株主総会」が開催されました。ここで酒井社長より前期の経常損益が1億9、5052千円となった報告がありました。また「赤字額2億円以内の目標は皆さんのご協力で何とか達成できましたが、経費の削減は目標通り進められたものの、収入を計画通り確保できず、不足分を補助対象工事費等の増額で補充したカタチです。当社の自助努力で収益の改善にいたっていない状況です」との発言がありました。
これらのことから今期は「引き続き赤字額2億円以内の達成と、安全輸送の確保」を死守すること、また収益の改善を進める具体的な手法について、『内陸線を地域の基幹産業にする』との構想に言及。地元にお金が落ちる工夫をする具体的な取り組みとして、
①内陸線資料館の開設(阿仁合駅無料休憩所に7月1日オープン)
②各駅のセカンドネーム命名(駅舎に表示)
・羽後太田駅→秋田駒ヶ岳眺望の駅
・八津駅→かたくり群生の郷の駅
・松葉駅→田沢湖に一番近い駅
・羽後中里駅→カンデッコ上げの駅
・上桧木内駅→紙風船上げの駅
・戸沢駅→県内一てっぺんの駅
③内陸線八景の選定
などを説明しました。
また全議案を議決後、臨時取締役会が開催され、酒井社長の再任が了承されました(任期は来年の6月まで)。自分も取締の一人です。経営の責任があります。自分も具体的な経営改善策を提案したいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿