2013年6月17日月曜日

クニマスの県内孵化計画について

秋田県が山梨県からクニマスの卵を分けていただいて、北秋田市の県水産振興センター(内水面試験池)で孵化させる計画と聞き、とても驚いています。クニマスは日本国、いえ世界の財産ですから、そのスケールから言えば、県内で孵化できれば里帰りが叶ったと考えることもできなくはないでしょうが…。少なくとも仙北市内で、そのような寛大な気持でこのニュースを聞いた人はどれだけいるでしょうか。

 市に相談をいただけなかったことが、まず残念です。県と市がテーブルに着いた「里帰りプロジェクト」でも、このようなお話があったことを聞いていません。また県と市の協働プログラム「田沢湖再生プロジェクト」の中で、「田沢湖ナショナルトラストセンター(クニマス資料館)」の建築を目指していること、そこにクニマス水槽を設置し、田沢湖再生に向けた研究を進めようと言う事業計画を、県が知らないはずもありません。

 市民の方々からも数件お問い合わせをいただいています。田沢湖だけに、何か深い理由があるのかなあ。

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