2012年12月3日月曜日

12月議会~市政報告「建設・企業」


【建設部】
◇都市計画決定の変更について
 市は角館・田沢湖の二つの都市計画区域を有していましたが、二つの区域を統合し「仙北都市計画区域」と変更することが秋田県都市計画審議会で承認され、秋田県が告示しました。また仙北都市計画用途地域の変更については、西田地区は「第二種低層住居専用地域」から、病院等の都市機能の集積を図るため6haを「第二種中高層住居専用地域」に、小館地区は1haを「第一種住居地域」に変更することが仙北市都市計画審議会で承認され、秋田県知事の協議回答を経て11月20日付けで市が告示をしました。これらに関連し、都市施設等の名称変更等も承認決定しています。

◇田沢湖浄化センターの再構築工事について
 処理場施設の老朽化に伴う再構築工事の入札手続きは、委託先の日本下水道事業団で進められ、汚泥棟の新築工事は10月10日、3社による工事入札が行われて地元業者が落札しました。10月19日には契約を締結し、平成26年1月の完成を目指し工事に着手しています。また10月16日には、2社による電気設備工事の入札が行われ、京都市に本社のある会社が落札し、機器製作に向けての製作図の作成に取りかかっています。本年度は、現在着手している工事のほか、現在の管理棟地下部分の耐震改修工事と水処理設備工事を予定しています。

【企業局】
◇水道料金統一に係る住民説明会開催について
 11月12日から11月28日まで、市内10地区で水道料金統一に係る住民説明会を開催しました。参加者が少ない状況でしたが、料金統一の目的や料金体系等を説明し、ご意見等をいただきました。今後、説明会での意見を集約し、検討を加えたいと考えています。議会の皆様にはご理解とご協力をお願いします。

【医療局】
◇市立病院の診療体制について
 角館総合病院の副診療部長兼臨床検査科科長を勤めていただいた医師が、自己都合により平成24年10月31日付けで退職し、常勤医師が17人となりました。田沢湖病院を含めた常勤医師の確保活動は、宮川病院事業管理者を中心に活発に行っています。県職員医師の派遣や秋田大学はもちろん、首都圏の医学部等へも訪問要請している状況です。
 小児科の常勤医師は、千葉県の八千代医療センターから来年度も引き続き派遣をいただけることになりました。その他、新たな常勤医師の派遣は未だ確約できる状況とは言えませんが、市民に対し充実した医療サービスを提供できるよう、一層の努力を続けます。

◇市立角館総合病院改築事業について
 事業の進捗状況は、基本設計業務を公募型プロポーザルに係る手続きを開始し、公募の結果7社の参加表明を受けました。提出された参加表明書及び参加要件資料等で「仙北市病院事業構想・市立角館総合病院基本設計策定委員会」が1次審査を行い、その結果4社から技術提案書の提出をいただくことになりました。今後は、プレゼンテーション及びヒアリングを実施し、最適任者を選定することにしています。

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