2020年3月31日火曜日

国が大覚野峠の改良に調査費を計上




 嬉しいニュースです。国道105号の難所・大覚野峠の改良に向け、国直轄公事の検討を行う調査費が国の新年度予算に計上されました。皆さんの要望活動の成果です。本当にありがとうございました。

 国道105号は3桁国道ですから、県が国に代わって改良工事や管理を行います。大覚野峠は仙北市と北秋田市の市境にあり、特別豪雪地帯で狭隘なカーブが連続する難所。そこで両市や関係自治体は期成同盟会を立ち上げ、また市民の皆さんの強力な要望活動をバネに、高速移動や安全向上の改良を国県に働きかけてきました。県は改善案をトンネル5本の整備などでまとめましたが、その設計や施工は高度な技術が必要で、国に支援を求めていました。

 先ごろ知事と一緒に国土交通省を訪ねた時、御法川副大臣から力強い言葉をいただきました。それを裏付けた予算計上です。心から感謝を申し上げます。なお、仙北市は来年度から国土交通省に職員を派遣します。
※写真は秋田魁新聞3月31日朝刊。

2020年3月29日日曜日

角館の桜まつりを中止とします


 角館の桜まつりを中止とします。先々週、規模縮小で開催を決めましたが、県内で新たな感染者が発生し、首都圏等で感染経路が不明なケースが多数確認され、政府が特措法で対策本部の設置をするなど、既に一段高いリスク局面に突入しているとの判断です。

 先ほどまで開催した桜まつり実行委員会の決定です。実は実行委員会に先立ち、昨日28日に担当者会議で情勢分析を行いました。その段階でも、交通規制などの場面で感染予防対策に限界があるとの結論でした。実行委員会では「先の判断とは危機フェーズが全く違う」とか、「規模縮小で開催は誤ったメッセージを伝えかねない」などの意見があり、中止が適切との結論でした。角館の桜まつりで初めての中止だと思います。全てのイベント、出店、歩行者天国、仮設トイレの設置などは行いません。しかし夜間の保安対策・安全対策の観点からライトアップは実施し、動画配信なども行う予定です。

 大変に残念な判断です。皆さまのご理解とご協力をお願いします。なお、刺巻湿原のミズバショウ・八津鎌足のかたくり群生の郷なども含め、あきた花紀行については最新情報の確認をお願いします。
※夜桜の写真は深沢公一さん撮影(2019)。

2020年3月28日土曜日

ドキドキの「笑って生ききる」


 瀬戸内寂聴さんの新刊「笑って生ききる」(中央公論新社)から、元気が出る幾つかの言葉をご紹介します。そしてドキドキしてください。

 昨年、瀬戸内さんのYouTube動画で、「皆さん、若さは一瞬で過ぎていきます。今こそ皆さんがしなければいけないことは“恋と革命”ですよ」との説法に出会いました。この映像には驚きました。以降、数冊の本を読みながら新刊を待っていて、今日「笑って生ききる」を読むことができました。消耗した一週間だったので、新書から元気をいただきました。例えば、○自分なんか…なんて絶対に言わないこと。それは自分に本当に失礼。○歳を重ねた人は若い人を褒めるのも仕事の1つ。○悲観的な考えしか浮かばないときは鬱になりかけている。そんなときは自分を楽しませること。解放すること。○人は生きている限り変わり続けることができる。明日の自分は今日の自分ではない。○煩悩から解き放たれたいが、欲望があるから頑張れる。仕事も恋愛もお金儲けも。その欲望で人間は苦しむけれど生きる力にもなる。人生はいつも無常で矛盾に満ちている。○幸せは笑顔に集まる。などなど。

 ところで、第三章の対談中、井上荒野さんとのヤリトリは読み逃せません。だって井上さんのお父さん(作家の井上光晴さん)は、瀬戸内さんの恋人だった方で、出家する直接要因になった男性です。そんな二人の対談です。ドキドキしてください。

2020年3月27日金曜日

仙北市議会の新・正副議長が決定


 臨時議会を開会。秋田市新屋地区にイージス・アショア基地を配備する計画の白紙撤回を求める意見書(議員提出議案)を賛成多数で採択。その後、青柳宗五郎議長が提出した議員辞職案件を承認。議長が不在となったため議長選挙が行われました。

 選挙の結果、有効投票数17票中10票を獲得した黒沢龍己・副議長が新議長に当選しました。さらに空席となった副議長についても選挙が行われ、同じく有効投票数17票中10票を獲得した熊谷一夫議員が新副議長に当選しました。私は議会閉会のあいさつで、もう議場にはいない青柳前議長に対し、市政前進と議会運営に対するご尽力に感謝の思いをお伝えしました。また、コロナウィルス対策では、「首都・東京を中心に感染が広がっている。人の流れを抑える措置、また特措法に基づく政府対策本部の設置など、国全体が次のフェーズに突入したのではないか、そんな危機感を持っている。状況によっては、市内各事業の見直しがあるかも知れない。対応は分析とスピード感と瞬発力であたる」とお話ししました。

 さあ、今年度もあと数日を残すのみです。令和2年度は、計画事業の達成とコロナウィルス対策が同時進行です。コロナ対策の向こうにある新たな価値に手が届くよう、どうかお力をお貸しください。
※写真はフォト蔵のふきのとう。

2020年3月26日木曜日

ますます学校給食が美味しくなるぞ!




 田沢湖・角館・西木の各給食センターを集約し、仙北市総合給食センターが竣工しました。新学期から、ますます美味しい学校給食が提供できます。

 建築場所は仙北市西木町西荒井の番屋地内。鉄骨造り2階建てで延床面積は約1900㎡。調理能力は2000食、総事業費は約13億円です。これまで使用していた3地区給食センターでは調理機器が老朽化し、田沢湖と角館では米飯を外部に委託していました。今回の事業で新たな炊飯システムが導入され、温かいご飯を子ども達に食べてもらえるようになりました。また最高レベルの汚染対策を講じ、コンテナ消毒室、ウィルス対策室、アレルギー食材の混入を防ぐアレルギー調理室、そして地元食材の利用率向上など、多くの課題改善が実現します。

 新学期からの稼働に向け、現在はスタッフが調整作業中です。もともと仙北市の給食は美味しいとの評価ですが、ますます美味しくて安心な給食を提供できるようになりました。みんな元気に学校に来てね!。

2020年3月21日土曜日

無観客Web配信で国際ドローン映像祭


  昨日、「仙北インターナショナルドローンフィルムフェスティバル」を開催しました。秋田ケーブルテレビ(秋田市八橋)のスタジオから、初めての無観客Web配信でした。カメラの向こうに世界中の観客がいると思うと、何だか新しい可能性を感じます。

 過去2回はあきた芸術村わらび劇場で開催しています。今回は新型コロナウィルスの感染対策を最優先し、スタジオからライブでWeb配信を決断しました。作品の応募をいただいた皆さまも、国内はもちろん香港やドイツ、ハンガリー、アメリカ、フィリピンと国外出品(あわせて65エントリー)で、Web配信の意義と可能性を再認識できました。世界屈指のドローンパイロット・請川博一さんによるWeb講演を皮切りに、ネイチャー部門、クリエイティブ部門、観光プロモーション部門で最終選考に残った18作品を配信しました。成田洋一さん(映画監督)が仙北市内の子ども達と作った仙北市コマーシャルフィルム、同園児が描いた~仙北市・ドローンで便利になる私たちの未来~の絵画、秋田公立美術大学の学生が制作したウェルカムボードなど、順次YouTube等にアップ中です。改めて審査員長をお引き受けいただいたイノマタトシ(猪俣敏郎)さん、秋田ケーブルテレビ、協賛各社に心よりの感謝を申し上げます。

【上位3賞】
・グランプリ elude(齊藤公太郎)
・優秀賞(ネイチャー部門) 白川郷春夏秋冬(住吉尚人)
・〃(クリエイティブ部門) わたしの場所へ(長田明美)
・〃(観光プロモーション部門) 空手道(森屋ゆうた)
・仙北市長賞 クニマスを未来へつなぐ(安留充雄)
※トップ写真は「島ぐらし(温泉銀次)」請川博一審査員特別賞より 

2020年3月18日水曜日

事故から5年「慰霊の集い」


  温泉施設の点検作業中、硫化水素ガスを吸引し坂本榮さん、羽根川次吉さん、柴田政文さんが命を落として今日で5年。悔やんでも悔やみきれない乳頭カラ吹き源泉事故です。

 毎年、事故が起きた3月18日に「慰霊の集い」を開催しています。ご遺族や3人を慕う皆さまが訪ねやすい場所に、そして事故を風化させてはいけないとの思いで、慰霊碑は事故現場から5キロほど離れたアルパこまくさの駐車場に建立しました。今年は暖冬でしたが、慰霊碑の周辺はまだ雪でいっぱいです。それに風も冷たくて、ご遺族の皆さまには寒い思いをさせてしまいました。ごめんなさい。

 私は慰霊碑の前で、「皆さまを思うと、悲しみと喪失感で心が震えます。二度とこのような事故で市民の命を失わない、日常が安全な仙北市となることが、皆さまに報いる唯一の術と心に刻み職務にあたります」と述べました。坂本さん、羽根川さん、柴田さん、どうかお見守りください。