2015年10月8日木曜日

秋田県市長会で保育料助成を協議

第166回秋田県市長会議が開催されました。今回の会場はにかほ市です。議事は平成26年度の市長会予算の決算審査や、国・県に対する重点提案、東北市長会への提出議案、秋田県知事と市町村長との行政懇談会での要望事項などを協議しました。

 その中で、「秋田県まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)」に盛り込まれる予定になっている保育料助成制度について、県には弾力的な実施をお願いすることにしました。
 現在の内容では、第3子以降の出生率を向上させるため、第3子以降の子どもが生まれた場合を対象としています。しかし県が提案する対象・方法に限らない、市町村がその実情に応じて実施したい施策に対しても補助をお願いできないかと考えています。また新制度を導入するには、システム改修も必要で、その部分に相当の経費が係ることが想定されるため、この部分にも助成をお願いできないかと考えています。

 少子対策・子育て支援は、国・県・市町村が共通の最重要政策です。地域の実情にしっかりと対応できる制度構築に向けて、取り組みを強化したいと思います。
※写真は穂積会長(秋田市長)のあいさつ

2015年10月6日火曜日

水中カメラロボの湖底撮影始まる!

写真は本日10時ごろ、田沢湖の最深部映像を撮影のため、潜水を始めた水中カメラロボです。今日から3日間、国立開発研究法人・海上技術安全研究所の小田野直光研究統括主幹と仙北市の合同チームで、最深部や湖底丘陵地での撮影に挑戦します。

 田沢湖に昭和15年以前の自然環境を取り戻す(玉川温泉水導水以前の生態系を取り戻す)ことが、今回の湖底調査から続く田沢湖再生プロジェクトの目標です。それを考えると、6月から取り組んでいる湖底調査活動は、「ささやかな一歩」かも知れません。でも堆積物の採取と分析、音波検知、映像収録などは、きっと科学的なデータとなって、この後の方向性を決める要因になるはずです。
 
 自分は、昨日は東北地方整備局、今日は国土交通省本省・財務省に事業要望で出張中で、調査に立ち会うことができませんでした。返す返す悔しい限りです。明日は秋田県市長会でにかほ市だし、明後日は都内で会合です。調査3日間とも湖上ベースに行けそうにありません。そんな訳で、湖上ベースにいる市役所職員に「どうなってる?」の質問メールを連発し、「何か写っていない?」「魚がカメラの前を通り過ぎない?」と…。

 今日は、最深部にカメラロボが着床したとの報告をいただきました。「湖底には流れがあまりないようだ」との感想もお聞きしています。詳しい状況は追ってお知らせします。

2015年10月5日月曜日

仙北市市政10周年で

昨日は、仙北市市政10周年の記念行事を開催しました。会場は市民会館です。市内の合唱団や中学生の演奏と歌で、「クニマスの色はいのち色」(写真)の上演は、本当に素晴らしいステージで、涙を抑えることができませんでした。4人(菅原久美子・渡部絢也・奈良陽平・松田千明)の独唱の皆さん、語りの小川有子さん、ありがとうございました。

 第2幕は10周年記念表彰式です。この10年で大変なご労苦をおかけし、またご功績の高い皆さん17個人・3団体を表彰させていただきました。以下皆さんです(50音順)。
【個人】
石黒直次さん、伊藤髟耳さん、門脇彰一さん、坂本邦夫さん、佐々木英政さん、佐藤和志さん、佐藤清雄さん、佐藤峯夫さん、高井有一さん、髙橋雄七さん、田口宗良さん、田口宗平さん、中坊徹次さん、西木正明さん、河正雄さん、藤井けい子さん、藤原剛さん
【団体】
株式会社新潮社代表取締役社長 佐藤隆信さん
株式会社わらび座代表取締役会長 小島克昭さん
仙北市農山村体験推進協議会会長 門脇富士美さん
 皆さん、本当にありがとうございました。

 そして記念式典です。佐竹知事や多くの国会議員、渋谷県議会議長、津谷北秋田市長など、本当にたくさんの来賓の皆さんに駆け付けていただきました。
 自分は式辞で次のようなお話をしました。

 ~この晴れやかな式典で、お伝えをすることは苦渋の思いがありますが、先ごろ市職員の逮捕事案が発生しました。皆様には深くお詫びを申し上げます。いま大切なことは、事実を明らかにすること、防止対策を講じること、そして市民の皆様との信頼関係の再構築です。公僕心の醸成・厳格なルールづくりを急いでいます。少しのお時間をいただきたいことをお許しください~。

 ~改めてこの10年を静かに顧みました。当時、多くの難題を乗り越え、合併を成し遂げた皆様の尊いご努力に、深甚なる敬意を表します。それから10年、掲げた理想に私たちはどれだけ近づけたでしょうか~。

 ~市民の皆様は、合併のメリットを活かし、既に多くの取り組みを実践しています。自治運営の気概に燃え、積極的な行動が始まっています。個人・団体・企業の行動は、実績が目に見えるレベルにまで高まっています~。

 ~それでは行政はどうだったか、深い反省と自責の念にかられます。予期しない災害、事件・事故の発生があったとは言え、市民の皆様が新市・仙北市に期待した様々なことに、充分応えることができなかったこと、本当にも申し訳ない限りです。しかし、仙北市は問題が発生するたびに、その一つひとつを検証し、改善し、着実に前進する行政体へと変質を続けた実態があります。より良い未来を目指し、最大努力を傾注した毎日があります。明日を諦めない限り、仙北市は必ず誇れるまちになると信じています~。

 ~大変な不祥事のさなかの記念式典で、実は開催自体を熟慮しました。しかし、だからこそ、ふるさと仙北市の将来に、市民総力をあげ、力強く挑戦する姿を、内外にお示ししなければいけない、そんな思いに至り、本日を迎えました。今日は次の10年に歩みを始める「新たなスタートの日」です~。

 ~どうか今後も、皆様方からのご指導とご協力をお願いします。心からの感謝と、そして決意をお伝えし、記念式典の式辞とします~。 

 ありがとうございます。

2015年10月2日金曜日

第1回角館のお祭り安全対策委員会

昨日は夕方から「角館のお祭り安全対策委員会」の初会合でした。安全対策委員会は、9月9日の死亡事故発生で、お祭り全体の安全性向上を目的に設置を提案したものです。9月15日のお祭り全体会議反省会でお話をあげ(当時は事故対策委員会と仮称していました)、9月25日の事前打ち合わせで委員の選任事務を行い、9月29日の実行委員会で了解をいただき、昨日を迎えました。

 安全対策委員会は、来年1月を目処に協議をまとめ、お祭り実行委員会実行委員長(市長)に報告をします。実行委員長は、その内容を実行委員会や実行委員会に参加する団体、お祭りに関係する皆さんに周知し、市民や県民、広く全国に対策強化の取り組みを紹介します。

 初会合では、安全対策委員会の委員長に一般社団法人角館観光協会の後藤悦朗副会長、また副委員長に角館祭禮張番協議会の加賀谷一男会長を選任しました。
 協議では、多くの大切な発言がありました。
・各丁内の安全対策の現状がどうなっているか、先ず確認が必要。
・張番と曳山の関係をハッキリしないと事故は再発しかねない。
・お祭りは自己責任だ。
・観光客が事故に巻き込まれても自己責任か。
・この委員会の協議自体を後世に残せるものにしたい。
・ルールづくりは何としても必要。
・ハードだけでなくソフト面(安全講習会・歴史学習会)の開催が必要。
・平成8年にも際どい事故があったが何の対応もしてこなかった。
・曳山責任者会議は事故後に協議を行ってきたので、その蓄積を活かして欲しい。
・曳山責任者会議から事故当該丁内の片方は脱退している。
・曳山責任者会議での安全運行計画を次の議論の基本としたい。
 などなどです。

 次回は、曳山責任者会議で議論された安全運行計画を持ち寄って協議することにしました。8時過ぎまで会議は続きましたが、その間、皆さん真剣な協議があって、本当に頼もしく思いました。お祭りを守りたい、しっかりと時代に継承したいとの気持ちが、ビンビン伝わってきました。

2015年9月30日水曜日

贈収賄事件後の取り組みについて

先ほど、市議会9月定例議会が終了しました。提案の議案は全て可決・承認をいただきましたが、最後の場面で、職員の贈収賄事件に対応する幾つかの取り組みを報告しました。以下はその発言の抜粋です。

 ~また、ただ今議会の総意として決議された2つの事項(市職員の不祥事に関する決議・企業誘致の早期実現を求める決議)は、いずれも重大なことと強く認識し、重く受け止めています。

 職員の不祥事に関しては、管理体制の一層の強化、服務規律の保持、公務員としての自覚を改めて徹底し、信頼の回復に努めます。なお今回の事案で、随意契約の在り方が問題となっています。現在、契約検査室において、過去5年間の随意契約の業務の洗い出しを行っています。併せて他自治体の随意契約の事例についても調査を始めています。こうした関係資料を集約した上で、契約案件を審査する指名審査会において、随意契約に関するガイドラインを新たに整備することにします。できる限り早期の策定を目指し、透明性の高い契約制度を構築したいと思います。改めて、議会の皆様、市民の皆様にお詫びを申し上げます。~

 ~今、仙北市はたいへん厳しい社会の目にさらされています。相次ぐ災害対応、事故対応、そして現在捜査が行われている職員の贈収賄関係事件など、行政が市民とともに前進しようとする度、その勢いを減速する事案が発生します。これは偶然ではなく、起こるべく要因が地域や行政組織の中に存在すると思っています。その改善を進めます。
 皆様の一層のご指導、ご助言をどうかよろしくお願いします。~

職員の贈収賄事件について

今日は、市議会9月定例会の最終日でした。冒頭に議長から発言の許可をいただき、次の内容で市民の皆様、議会の皆様に。職員の贈収賄事件についての対応状況とお詫びを申し上げました。

 9月28日深夜、市民福祉部市民生活課環境保全係の金谷頼輝係長が、収賄の容疑で逮捕された旨、警察から連絡を受けました。併せて田沢湖庁舎総務課・財政課・会計課・角館庁舎市民生活課、及び環境保全センターで家宅捜査を行うため、立ち会い職員の配置も要請されました。これらに対応しました。
 金谷係長の容疑は、市が委託した最終処分場の水処理業務で、テーケー・アクティブ株式会社の古山徹社長から、国内旅行代140万円の供与を受けた疑いです。
  一方、贈賄側は、仙台市青葉区に所在するテーケー・アクティブ株式会社の代表取締役・古山徹社長です。平成25年から5年契約の水処理に係る長期委託を随意契約で締結したことで、見返りとして今年と去年の2回にわたり、140万円相当の国内旅行代金を供与した疑いと聞いています。
 現在、事件は捜査が進行中で、関係書類が押収されていることもあり、確認できないことについては報告を控えています。ご了解をお願いします。

 なお、昨日は午前2時に議会の皆様へFAXによる報告、午前3時には西木庁舎での記者会見、午前8時には部長等会議の開催、職員の服務規律の確保及び綱紀粛正の全職員への呼びかけ、その後、警察の家宅捜査の終了や3箇所の最終処分場の家宅捜査の立ち会いがあって、午後には市のホームページへの謝罪文の掲載、そして午後3時の全員協議会となりました。

 現在、最終処分場の業務に支障を来さないよう、最大配慮をしています。また今後は、市として再発防止策の検討と併せ、随意契約の課題の洗い出しなどを行う必要があると考えています。先ずは捜査への全面協力を行いながら、捜査の進展にも寄りますが、金谷係長に対する処分も検討します。

 事件の発生で、市民の皆様には大変なご心痛と、行政に対する不信感を与えてしまったこと、大変に残念です。心からお詫びしなければいけない事態です。本当に申し訳ありませんでした。

2015年9月28日月曜日

田沢湖湖底調査の共同会見で

田沢湖畔のハーブガーデン・ハートハーブで、田沢湖湖底調査の関係者が会した共同会見を開催しました。出席をいただいた方々は写真前列右端から、国立研究開発法人海洋技術安全研究所の小田野直光・研究統括主幹、その横に大阪市立大学大学院の原口強・理学研究科准教授、自分の横に秋田大学の石山大三・国際資源学部教授など。

 自分は、「官民をあげて田沢湖湖底研究チームが立ち上がり、かつてない一大プロジェクトが本格的に始動します。今回の調査で、田沢湖の現在の姿や健康状況を科学的に示したいと考えています。また現在に至るまでの、気の遠くなるような時間の向こうに隠された、例えば田沢湖の形成過程や、周辺の自然環境の変化などが、相当クリアになるとの期待も抱いています。この調査の最終目標は、昭和15年以前の命あふれる田沢湖の再生です。田沢湖を蝕む原因が明らかになれば、具体に最善の治療方法や経費の推測が立ちます。治療の成果や進捗のスピードが分かれば、クニマスが田沢湖に帰ってくる日についても見通せることになります。調査で得られた知見を最大活用し、国内はもとより世界各国の識者とネットワークを構築し、田沢湖再生の取り組みを加速したいと考えています」とお話をさせていただきました。

 なお共同会見の前には、御座石神社で安全祈願祭も開催しました。