2011年10月7日金曜日

渋谷アップル直営店前に献花


 午前は日本放送協会で情報交換。対応いただいた皆さんにはお時間をとらせてしまいました。ありがとうございました。放送センター内に入ると、エレベーターボタンの横に「にっこりといつもの列車~秋田内陸線~」(総合テレビで10月9日放送 午前8時から)の告知チラシが張り出されています。嬉しい!

 NHKでは震災後の東北応援で様々な番組を制作しています。それがこれからも続くことをお話いただいて。昨日の観光庁でのお話、JR東日本からのお話等々、動きを感じることができた出張でした。それは午後にお伺いしたJR上野駅でも感じました。政治は、行政はさらに推進力を持たなければいけません。

 ところでNHKに向かう途中、公園通りのとあるビル前路上にたくさんの花束がありました。米アップル社の直営店です。スティーブ・ジョブス氏の死去を悼んだ方々が献花したものだと思います。その影響力に驚きました。各新聞の朝刊には、生前スタンフォード大学で講義した際、次のような言葉に感動し、また力にしていたことが書かれています。

 「明日は命の炎が燃え尽きる、そんな思いで今日を過ごすこと。そうすれば君の人生は何でも実現できる」。

 ご冥福をお祈りいたします。

※写真は東京都で配信しているフリー写真。渋谷109です。

テレビの言葉


 さっき宿泊先を出る直前、テレビに五木寛之さんが出演していて、思わず見入ってしまいました。五木さんは大好きな作家の一人です。「青年は荒野をめざす」「さらばモスクワ愚連隊」「恋歌」「ガウディの夏」…。でも絶頂期にあった49歳で休筆し、後は大学で仏教を学び、現在は人々の人生を応援するエッセイなどを多数出版しています。

 テレビの五木さんから、こんな言葉がありました。
「人生に価値を求めてはいけません。今、今日を生きていること自体に価値があるんです。最近はプラス思考が大切で、マイナス思考は悪のようにいわれていますが違います。マイナス思考の中にある悲しみだったり、嘆きであったり、また涙することであったり、そんな人間として沸き起こる感情こそが大切なんです」。

 良い言葉に出会うことができました。

国慶節100年祝賀会


 台湾との交流が深まる中、今年も中華民国100年国慶節祝賀レセプションにご招待をいただきました。北光温泉と玉川温泉の温泉提携でお世話になった、都内の台湾代表所(台湾外務省)の皆さんが迎えてくれました。

 リッチセミナーで参加企業の皆さんとの意見交換があり、会場のホテルホークラには1時間遅れで到着しました。もの凄い数の皆さんが集まっています。1000人以上の人混みの中で馮寄台・駐日代表を探すのは大変かなあと思っていたら、すぐに奥様の方から自分を見つけていただいて(感謝感謝)。「まずはご馳走を食べてください」と促すので、「それではお言葉に甘えます」とお皿を持って会場内を右往左往。台湾料理はもちろん、日本・フランス・イタリア…。世界の料理があります。

 会場中央のステージ下、大勢に囲まれて馮寄台・駐日代表がおられます。やっと「温泉提携では大変なご協力をいただきました」とごあいさつをすることができました。その後、秘書の林さんのご配慮で記念撮影(写真中央の背の高い方が馮寄台・駐日代表です)。今回も皆さんにお世話になりっぱなしでした。

あきたリッチセミナーinTOKYO


 「あきたリッチセミナーinTOKYO」に参加。リッチセミナーは県企業誘致推進協議会が主催しています。リッチは立地と豊かさを重ね合わせた命名で、県内の市町村・また参加企業で組織、秋田県内へ県外企業の誘致のパイプ役も果たしています。

 毎回の基調講演は、国際的な視点から多くのことを学べる機会になっています。今回の講師はDOWAフォールディングス株式会社の相談役、吉川廣和さんでした。以下、講話で知った幾つかを紹介します。

 そもそもDOWAフォールディングス株式会社はどんな会社か、創業は明治2年、藤田伝三郎が兄2人と大阪で藤田伝三郎商社を設立したことから始まります。その後は藤田組、同和興業や同和鉱業などと社名を変更して成長。その流れの中で日立製作所、日産コンツェルン、新日本石油などが生まれます。現在同フォールディングスは、秋田県北部を中心に再生事業を展開しています。1企業で循環型事業体を形成する環境・リサイクル産業は都市鉱山と呼ばれ、希少金属の精製で世界最高峰の技術を保有しています。

 吉川相談役は、「東日本大震災に対する復旧事業規模は約19兆円。その中の2~3割は日本海側での展開です。県も市町村も国や企業に事業提案をしなければ何も変わらないでしょう。しかも予算は早い者勝ちの状況です。秋田県民は大変優秀な方々が多いのですが、決定力、そこに至るスピード感が弱いと思います。
 さて電力が心配です。今後は東京電力と東北電力は一体開発となることが予想されます。ベース電力(火力・LNG・石炭・石油等)の確保が最重要です。再生エネルギー(風力・波力・水力・地熱等)の開発は秋田県が存分に活躍できる資質があります」と話していました。

2011年10月6日木曜日

山口祥義過疎対策室長と


 今日は午前に総務省・観光庁を訪問。総務省では参院の特別委員会が開会中でお忙しい中、財政課の黒田武一郎課長、また過疎対策室の山口祥義室長(写真)と面談できました。お二人とも旧自治相時代に秋田県庁へ出向した経験のある方々で、以来、秋田県も仙北市もお世話になりっぱなしです。

 黒田課長からは、合併特例債に関する最新情勢をお知らせいただきました。また山口室長からは過疎債のソフト事業について説明を受けました。仙北市では地域運営体の活動交付金の原資、また秋田内陸縦貫鉄道の負担金原資などで、過疎債のソフト事業を実施しています。他県に比べ、このソフト分を東北各県は余り活用していないそうで、秋田県の場合でも満額に対して30パーセント弱程度になっています。かといって、他の市町村が使わないのなら、「仙北市にみんな使わせろ~」みたいな制度ではありません。また、いくら良質の財源とはいえ、交付税で見てもらえるのは償還金の70パーセントです。借金にかわりはありません。

 今回の面談で新鮮だったことは、「過疎のソフト分の財源は貯金できること」です。過疎の改善を目指し、一定の使用目的や期間を設定して積み立てをしながら、必要によって取り崩して使うという融通が利くんだそうで、これはかなり重宝です。いろんなことができそうです。

友達のいる場所づくり


 仙北地域公民館大会(5日)で、チンチン先生(市川晋一医師)のエッチでためになる講話を聞いた後、新幹線で上京。東京駅丸の内口にある丸善丸の内本店で「人生余熱あり(城山三郎著)」の文庫本を買って茅場町へ。京王プレッソイン茅場町に連泊します。

 読み始めてすぐ寝てしまい、こんな時間(夜中の2時前)に目が覚めて…。また続きを読んでいるうちに、「そうかあ」と気づいたことを書いておきます。

 「人生~」の中で、ホンダの創設者、本田宗一郎さんについての記述がありました。本田さんは昔、友人に勧められてシドニーの近くに土地を買ったそうです。一時はそこで晩年を過ごすことも考えたらしいのですが、結局そうはしませんでした。理由は「友達がいないから」だったそうです。

 地域運営体の設立と活動支援は、無策なお金のバラまきだとか、選挙対策だとか、アレコレいわれています。もちろんそんなことではありません。今後もそこで暮らせるよう、その器としての地域の存続が目的です。主体者は地域市民です。地域自治の確立こそ生き残る手法だと思っています。行政も協働者として係わります。何といっても地域のことはそこに住む市民が一番分かっているのですから。防災だったり、産業基盤の整備だったりと各地域の優先活動は多様ですが、コミュニティの結び直しは何といっても最重要課題です。でもコミュニティがこれまた分かり難い。この際、“友達のいる場所づくり”とでもいった方が理解が進むかも知れません。

 今日(6日)は総務省財政課・過疎対策室を訪問、その後観光庁で打合せ、さらに県の主催する企業リッチセミナー、中華民国100年国慶節祝賀レセプションと駆け抜けます。いつも通り、体力勝負です。

2011年10月5日水曜日

特例債の発行期限延長を


 昨日は横手市で秋田県市長会総会。県内には13の市があります。今回は全市長が参加しました。

 総会では国への要望項目に、合併特例債の発行期限の延長を追加しました(現行法では合併後10年間)。以前、公明党の井上幹事長が仙北市にお出でになった際も同様の要望をしていますが、今回は、次期臨時国会で法的な改正が行われる可能性が高まっていることから、これを確実なものにしようと各市長の考えがまとまりました。情報では5年延長、被災地ではさらに5年延長とのお話もあります。

 さて総会後、横手駅前の再開発や東西通路、また増田地域へ移動して蔵しっくロードの視察などがありました。増田地域には豪商が建てた内蔵が多数あって、これを伝統的建造物群に指定してもらおうと準備が進んでいます。指定になれば、県内では角館に次いで2番目の伝建群の誕生です。

 写真は、蔵視察の中の1つ、佐藤又六さんの文庫蔵(国登録有形文化財)です。右でハンドマイクを持って説明をしてくれているのが12代ご当主。佐藤家は増田銀行(現北都銀行)設立にあたって、発起人となったり、また真人公園に桜を寄贈したりした名家です。ご当主、本当にお世話になりました。