2018年6月11日月曜日

仙北市議会一般質問(1日目)






 一般質問が始まりました。今日は田口寿宜議員(蒼生会)、高橋輝彦議員(〃)、伊藤邦彦議員が質問台に登壇。特徴的な質疑は次の通りです。


【田口寿宜議員(蒼生会)】
Q.地域運営隊の活動も、ようやくカタチが見えてきた。地域の核になっている組織だが、さらにステップアップしようにも支援財源に限りがあるだろう。予算措置の在り方も含め今後どのように考えているか。
A.今後も地域運営隊の活動を支援する。諸課題は行政だけで解決できない。地域と行政が共に手を携え取り組む過程を含め、その行為こそ、私が希求する地方創生の在り方だ。一方で活動財源の確保に難儀している。地域運営隊には“新たな公”と言う役割で、例えば地域の公共施設の管理運営、例えば地域デザインの立案など、活動範囲を拡大いただければ、業務委託相手としての協働にも可能性が開ける。早期に協議を始めたい。



【高橋輝彦議員(蒼生会)】
Q.秋田新幹線の防災トンネル整備促進期成同盟会(仮称)を立ち上げるとのことだが、連日新聞報道でも話題に上っている。既に現地調査を行ったようだが、この事業に沿線自治体の負担金などは生じないのか。
A.現在の県の説明では、地元自治体の負担金は生じない見込みと聞いている。例えば北海道新幹線など整備新幹線は、公費負担のうち2/3を国が、1/3を地元自治体が負担すると決められているが、ミニ新幹線は国と自治体の負担を定めた法律がないとのこと。しかし6月4日の知事記者会見で、知事は「財政フレームはこれからの課題」と発言している。設立を予定する同盟会は、地元自治体に負担が生じないよう要請活動を行う。



【伊藤邦彦議員】
Q.西明寺中学校野球場のバックスクリーン設置について、これまでも要請を続けてきたが全く実現に向かっていない。この事業は旧西木村時代からの案件で、仙北市に受け継がれたもの。それが削りに削られ当初の計画とは別物になってしまった。今後の展望について所見は。
A.石黒前市長も私も、ご要望をできるだけ実現しようと努力してきた。グラウンドのサイズなどは、決定後にさらに変更までして拡大し、以降も近接体育館に外部からも入れるトイレの整備や、コートベンチの設置なども行っている。市内の義務教育施設は老朽化が著しく、子ども達の安全安心を担保するには、まず校舎や体育館の改修が優先順位は高い。バックスクリーンについては、財源確保策をさらに拡大し可能性を検討する。

※写真はイメージです。



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