2017年6月26日月曜日
道の駅十文字まめでらが~の小川健吉さんに学べ!
仙北市では、道の駅と直売施設建設の検討を行っています。この取り組みの一環で、昨日はクリオンを会場に小川健吉さん(株式会社十文字リーディングカンパニー代表取締役社長)をお招きし、の講演会を開催しました。
小川社長は十文字町長を務めていた時に道の駅を作ろうと提唱し、道の駅が開業してから今日まで、運営の陣頭指揮に執って来た方です。「当時、年を重ねた町民が家から出て人と接することに億劫だった状況があって…。先ずこれが心配でした。一方で十文字は交通の便も良く商業者も比較的多いし、優秀な農産物もたくさんあります。人と交わり、情報を発信して人も町も元気になりたいと、そんな風に思って道の駅を構想しました」とのこと。「道の駅を地域の元気の拠点にしたい」という思いが周囲に広まり、地域の有志が出資し合って、株式会社十文字リーディングカンパニーが誕生したそうです。この会社は完全に民間企業です。「行政からお金をもらうと、行政の言いなりにならなければいけない。それでは柔軟な経営はできません。この判断は正解でした」とも。
雪国の道の駅は、除雪対応で幾ら経費削減ができるか、トイレ棟と物販棟を分離してはいけない理由、冬期間の商品の作り方、支店経営の重要さ等々、実践者のお話は説得力がありました。何より小川さんの人柄と人脈が、道の駅十文字のパワーになっていると感じました。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
このコメントは投稿者によって削除されました。
返信削除田沢湖にお世話になっているとき、様々な助言をいただきました。誰にでも親切な、腰の低い尊敬すべき方です。この方のパワー、いただきたいものです。私は個人的にお聞かせいただいた、果樹が雪害で取れなかった年の危機を乗り切った知恵、そして周りの方々にやる気を生み出す知恵に感銘を受けました。
返信削除