2017年6月12日月曜日

仙北市議会一般質問の質疑概要①


 今日から市議会の一般質問が始まりました。小田嶋忠議員、阿部則比古議員、八栁良太郎議員、高久昭二議員の特徴的な質問と、答弁の概要をお知らせします。

【小田嶋忠議員】
Q市役所の適切な職員数の在り方等、また賃金格差についての考えを伺う。
A.定員適正化計画以上に職員数は減少している。一方で業務は複雑化・広範化・高度化し、公約達成に向けた取り組み、イベント対応等も年々増加している。これらにより、職員一人当たりの業務量は昔の役所と比べ格段に増えた。職員の心身疾患を一番心配している。これ以上の職員数の削減は無理。総務省が示す類似団体の職員数は、個別団体の現実と明らかに相違している。賃金格差はできる限り改善したい。ここ数年で勤務年限や職務内容に応じ、見直しを急いだ。正規と非正規の間にある賃金格差は、それが不合理なものか否かの議論に尽きる。現法でも労働契約法やパートタイム労働法で、不合理な待遇差を禁止している。同一労働同一賃金が理想だ。 


【阿部則比古議員】
Q.市内山林のナラ材でウィスキーなど熟成用樽づくりに取り組めないか。
A.大変に興味深い提案だ。広大な森林面積を保有する仙北市は、特に国有林は県内25市町村中もっとも広大で、ナラの材積量も多い。現状での活用例は製材用合板用、チップ用などがほとんど。樽材に使おうと言うアイディアはこれまでなかった。さっそく、以前からお付き合いをいただく国内大手のウィスキーメーカーに問い合わせを行った。また早期に市内林業関係者と意見交換や情報共有を図る。先ずは樹種や材積量などの調査が必要だ。また、ナラは木炭の原料として重宝がられ、桧木内地区は戦前戦後の一時期に生産量が日本一だった。この文化と産業の継承に向け、市民有志と市外の団体が新たに炭焼き職人の育成事業を始めた。支援したいと思っている。


 【八栁良太郎議員】
Q. 角館の桜まつりの振興策と夜桜見物について
A.JRが秋田県を重点販売地域に指定いただき、先ごろ2度にわたって品川地区助役研修会が市内で開催された。この時、皆さんには角館の桜まつりは目標入込数が300万人だと言った。弘前で240万人、角館は130万人の現状を考えると途方もない目標設定だと思う。しかし角館が今季73億円の経済効果だと分析があっても、どうも実感がない。高い入込数を設定して実現のために改善を急ぐこと、また経済的な活動に新たな手法を持ち込むことが必要だ。中でも夜桜見物は有効策だ。先週5日に開催した桜まつり実行委員会で、市道岩瀬・北野線の開通に連動し、桜並木駐車場の夜間無料開放、屋根付き飲食広場・桟敷席の新設、桜並木ライトアップ等実施に向け、検討がスタートしている。


 【高久昭二議員】
Q.旧市立角館総合病院の活用策で市民に最もメリットのある案は何か。
A.4月に新角館総合病院のオープンで、旧病院は閉院した。今後、利活用や解体等の手法の検討が急務だ。旧病院の敷地は17,500㎡、延床面積は病院等が10,300㎡、管理棟が3,390㎡、その他で約500㎡となっている。管理棟は平成4年の施設で十分活用できると考え、統合庁舎の一部に活用したいと提案したが、これは実現しなかった。病棟は昭和45年の建築なので解体が適当。だがアスベスト調査が必要だ。ただし現在は旧病院は病院事業会計の資産になっていて、このままでは会計区分上も経費的にも困難だと思う。市有財産に移管した方が良い。関係部署で在り方検討を行い、今年度中に議会に示す。なお解体費用の財源は過疎債を考えている。


※写真は、6月11日開催の中川地区市民運動会(中川小学校)での一コマ。

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