2017年6月29日木曜日

内陸線の新社長に吉田裕幸氏が着任



 本日午前、秋田内陸縦貫鉄道株式会社・第33回定時株主総会(会場:北秋田市阿仁庁舎)を開催し、新社長に吉田裕幸氏を選任しました。吉田氏は盛岡市出身で54歳。旧国鉄に入社後に(株)日本交通公社へ転職。この4月まで(株)JTB東北営業部コンタクトセンター所長を務めていました。


 秋田内陸縦貫鉄道は、秋田県・北秋田市・仙北市などの行政体、また秋田銀行・北都銀行・東北電力・(社)秋田建設業協会・(社)秋田県仙北建設業協会・秋田商工会議所・田沢湖高原リフト(株)の民間企業や団体が出資する第三セクター鉄道です。佐々木琢郎・前社長のもと、第33期(前年度期)も赤字額2億円未満を目標に営業活動を展開し、約1億9300円の経常損益とするなど2期連続で目標を達成しています。しかし恒常的な赤字体質の改善には至っていません。明るい材料は海外からの観光客の増加です。訪日観光団体数は、前年期比較で169.5%の増、人員では179.2%の増となっています。一方で定期乗車数が減少を続けています。今後も厳しい経営が続くことは確実です。


 佐々木・前社長には本当にご難儀をおかけしました。ご苦労様でした。今後も内陸線の良き理解者としてご指導をお願いします。私も取締役の一人として、経営改善に最大努力します。
 吉田・新社長、ガンバレ!。内陸線ガンバレ!。

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