2014年12月1日月曜日

12月市議会市政報告③

【福祉保健部】
◇高齢者世帯等の除雪支援事業について
 市内各地域の除雪支援事業については、昨年度まで交付金対象事業として各地域運営体に取り組んでいただきました。今年度は福祉保健部が新たに「仙北市高齢者世帯等除雪支援事業」を立ち上げ、非課税世帯への支援を実施することにしています。この事業を活用したいと申請をされた皆様は、11月25日現在で145人、また除雪を行う登録事業者数は14事業者です。
 一方で、地域運営体連絡協議会や市民の皆様から、新事業の対象となる世帯(市民税非課税世帯で75歳以上の世帯等)以外でも、除雪支援が必要な世帯が少なからずある実情を考慮する必要があるとのご指摘もいただいています。
 そこで今年度については、新事業で対象とならない世帯等に対しても、地域運営体が除雪支援を行う場合は提案型交付金の予算の範囲内で財源調整を図り対応したいと考え、現在、各地域運営体から意向を伺っているところです。
 なお、来年度以降については、本年度の取り組みや近隣自治体の動向をさらに研究し、各地域運営体と協議のうえ、より適切な事業の構築を図りたいと思います。ご理解をよろしくお願いします。

◇子ども・子育て支援新制度に関する説明会について
 来年度から子ども・子育て支援新制度がスタートすることから、11月7日から19日まで、市内保育園、幼稚園の保護者を対象に8会場で説明会を開催しました。
 新制度では、市立保育園、幼稚園の入園手続きや保育料算定の仕組みが変わりますが、参加された保護者からは、保育料の設定についての質問が多く出されました。
 12月以降、来年度の入園申込案内を配布する予定であり、現在、保育料(案)を検討中ですが、現行の水準に基づいてできるだけ保育料が高くならないように調整したいと考えています。
 なお、説明会では、来年度から生保内保育園・幼稚園及び神代保育園・幼稚園が認定こども園に移行予定となっていることから、認定こども園に関する説明と、28年度からの法人化についての説明を併せて行いました。法人化については、関係する職員及び臨時職員の方に対する説明も別途行い、設立から運営支援まで市が責任を持って関与する旨の説明で理解を求めているところです。
※写真は除雪のスタートで安全を祈願する子ども達(田沢湖地区)

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