【建設部】
◇大曲鷹巣道路フォーラム開催について
10月30日、「地域高規格道路大曲・鷹巣道路整備促進フォーラム」を同盟会主催で開催しました。
商工会、観光連盟、草峠地区期成同盟会、秋田県、同盟会会員の皆様に出席をいただき、基調講演や意見発表などで早期の整備着手を働きかけていくことを確認しました。同フォーラムを踏まえ、11月25日には東北地方整備局へ要望活動を実施しました。12月1日には国土交通省、財務省などへの要望活動を予定しています。
◇田沢湖浄化センター再構築事業について
平成24年度に議会の議決をいただき、日本下水道事業団との基本協定により事業実施してきましたが、最終年度を迎え、事業精算に伴う減額の協定変更が必要になることから、本定例会最終日に追加議案を提案する予定です。ご審議をよろしくお願いします。
【企業局】
◇温泉対策について
仙北市の温泉事業は、仙北市のみならず秋田県観光にとっても最重要に位置づけることができる取り組みと自負しています。このような考えから、乳頭地区のモニタリング調査事業は、現在の各温泉の状態を把握しながら、市が予定する掘削行為で影響が出ないかどうか、比較するために取り組んでいるものです。モニタリング調査事業が終了後には、カラ吹2号源泉の代替井(修復井)を掘削し、現2号源泉を廃止する一方で、休暇村乳頭温泉郷や秋田大学保養所への供給に利用したいと考えています。
現在、源泉確保のための手法として、湯量の豊富な水沢温泉を活用できないか、同時に乳頭地区以外への新たな温泉掘削についても検討していることは、これまでも度々申し上げてきました。しかしながらカラ吹2号源泉の減退を考えると、残された時間はそれほど多くはないと思っています。
水沢温泉の活用については、塚本總業株式会社と協議に入っています。この手法では、確実に温泉が確保でき安定的な供給が可能となります。反面、デメリットは温泉購入が温泉事業自体の経営を圧迫しかねないことがあります。急ぎながらも慎重な姿勢で、議会の皆様からもご指導をいただきたいと考えています。その上で、できれば今年度中に方向付けを得たいと思います。
塚本總業株式会社との協議にもよりますが、さらに別の既存温泉の活用や、新たな温泉掘削を実施する手法もあります。新たな掘削については、これまでのデータの分析では、国立公園内の赤倉沢周辺を有望視しています。もちろん掘削位置選定の探査は必要です。
さて、これまでは温泉事業の現状を温泉利用者の皆様と共有する仕組みがありませんでした。様々な苦情なども共通した事案が多いこと、また、温泉事業が抱える課題を含め温泉の適正な利用について意見交換をしたいことなどから、温泉利用者の方々を中心に温泉利用連絡協議会を設立することにしました。12月17日に設立会議を持ち、今後は年2回程度開催したいと考えています。
※写真はイメージです。
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