2013年10月9日水曜日

ユニバーサルツーリズムへの第一歩

仙北市の観光産業を何とか元気付けたい…、多くの市民が思うことの一つではないでしょうか。でも例えば人口を切り口に考えると、2006年から日本は人口減少国に転じていて、今後もその傾向は続くとされています。一方世界に目を向けると、特に東南アジアでは人口増加が続き、頼もしいほど経済活動が活発化している各国も多いのが現状です。

 今、看板産業としてもう一歩前進するためには、国内外での少子高齢社会への対応や、観光で訪れる高齢者や障がい者、地域で暮らす高齢者や障がい者に、優しくて安心を提供できる観光地にならなければいけません。「世界の誰もが安心して観光できるユニバーサルツーリズ」を定着させることがとても重要だと思っています。

 そこで総務省の「シニア地域づくり人」事業を導入し、(株)ANA総合研究所(本社:東京都港区)から和田二郎さん(写真左)をお迎えすることにしました。シニア地域づくり人は、3大都市圏内に本社機能がある民間企業に勤務する専門的なスキルや幅広い人脈をもったシニア人材が、地方の地域づくり活動・地域の課題解決・公益性の高い事業等に従事し、地域の元気力アップと夢の実現に道筋を付けようというものです。

 和田さんは向こう6ヶ月間を仙北市で過ごし、ユニバーサルツーリズムに必要な改善点の洗い出しや実践、国際観光地としての情報発信、ANA(全日空)との共同事業に取り組みます。皆さんも見かけたら気軽に声をかけてください。

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