2013年10月1日火曜日

市民に愛される病院をつくろう

10月1日、いよいよJR全社による秋田デスティネーションキャンペーンが始まりました。多くのお客様にお出でをいただき、仙北ファンになって欲しいです。市民の皆さん、おもてなしをよろしくお願いします。

 さて話しは変わり、今日は朝一番で市立角館総合病院へ。これまで時間をかけて協議をいただいた仙北市病院事業構想・市立角館総合病院基本設計策定委員会(委員長は秋田大学の近藤克幸教授)から、基本設計に関する最終報告書と計画説明書を受理しました。

 同委員会は、昨年8月から議論がスタートしています。委員数は8名。病院関係者や病院利用者、専門家などで構成しました。この皆さんの手で、市内の医療現状の分析から新病院の基本的な考え方、将来の姿までを想定しをいただきました。
 プロポーザル審査については、昨年12月26日の審査会で基本設計に携わる最適任者を選定、年が明けた1月21日には、その最適任者と宮川信病院事業管理者で新病院基本設計業務を締結。その成果品(基本設計書)について吟味を行い、その内容が報告書に反映されました。

 コンパクトな病院づくりを目指しています。竣工予定は27年秋。ざっくりと現構想を紹介すると、構造は鉄筋コンクリート造りで木材を多用した一部3階建て、診療科目は14科目、病床数は一般170床・精神36床、外来診療部門は全て1階に集約、患者が上下に階を移動することなく受診が可能になります。2階には一般病棟や手術室、中央材料室などを集中配置、3階は医局や管理部門を配置する構想です。今後、資材等の高騰で事業費が増加する見込みがあります。本格的な検討を始めます。また財源の課題に加え、新病院が市民に愛されるために大切なものを、スタッフが共有する作業も始まっています。


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