昨日開催の「仙北市障がい者ふれあい芸能文化発表会」は、いろんなことを考える機会になりました。開催のごあいさつで久米力さん(社会福祉法人・秋田ふくしハートネット理事長)が、「人は一人では生きて行けない。社会は支え合いで成り立っている」。本当にその通り。でも頭で理解していても、日常的にその意識を持続できているかどうかは疑問です。「支えてもらっている、助けられている」を、「支えている、助けている」みたいに勘違いしていないかと自問自答。特に自分の仕事や市役所の仕事は勘違いを起こし易いかも…。
ステージで発表のあった活動紹介では、
・仙北市視覚障害者協会
・仙北市身体障害者協会
・秋田県難聴者中途失聴者協会
・角館町手をつなぐ育成会
・大曲養護学校せんぼく分教室
の皆さんが現状の取り組みなどをお話ししてくれました。会場にお越しいただいた皆さんも熱心に聞いていましたが、「この方々の横の連携はどうなっているんだろう」と少し心配に。平成28年には大曲養護学校仙北分校も開校します。良いタイミングではないでしょうか。ネットワークづくりは支え合いの基本ですから、あとでその辺りを聞いてみたいと思っています。
写真は第1部の講演会「障がい者に寄り添って」(講師は布施秋子さん)の前段で、素晴らしいギター演奏を披露してくれた布施和生さん(手前の男性:講師の布施秋子さんの息子さん)と、サポーターの月陽さん(写真奧手)。布施和生さんは3歳で自閉症と診断されましたが、高槻市の公立小・中学校で学んだそうです。オモチャ代わりにしていたギターに興味を持って、小学校5年生からクラシックギターを本格的に学び、現在は各種のコンサートやラジオ・テレビに出演していて、先ごろCDデビューも果たしました。このギターの音色が、澄み切っていて本当に良かった!。
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