やっと体調が戻ってきました。年明け早々カゼにやられ、随分長いこと咳が止まらず、我慢しきれなくなって(医師恐怖症の私でさえ)、休日に病院に駆け込んだくらい辛いカゼでした。毎日が寒く不安で、こんなに脳天気な自分でも、弱気になって鬱ぎ込んでしまいがちになって。“病は気から”とはよく言ったもの。未知なる自分の発見です。
最悪期の症状をご紹介します。まず人とお話をしようとする途端に、一気に咳き込みます。鼻水もジュルジュルです。夜になって布団に入れば咳が止まらず、明け方まで寝付けません。ティッシュは何箱空にしたことか。余り苦しくて、本か何かで読んだ記憶を辿り、夜中に座禅を組みましたが、これは家族には不思議な光景だったでしょう。食欲もガクンと落ち、体重が減ったような(減らないような)。
タバコは今のところ、吸いたいと思いません。この現状を、昨日の仙北市芸術文化協会新春の会で自慢たらしくお話しさせていただきました。「皆さんは、自身で積極的に芸術や文化と関わる決意を持った方々です。ところが世の中、内なる声とは全く別の次元で、自身に重大な変化を来すことがあるのです。私が今、カゼを引いたことでタバコが吸えないなどは、まさにこの事例です。であるなら、今後、盛り上がりを目指す国民文化祭も同様です。皆さんのような方々が外因となって、それまで文化や芸術に親しむ時間を生活の中で作り出せなかった市民に、文化や芸術を楽しむという重大な変化を起こして欲しいのです。皆さんだったら必ずできます!」。
この熱弁も、時に咳き込んだり鼻水をすすったりで、聞いた皆さんの胸には届かなかった様子(いえいえ滅茶苦茶な理論構成のせいでしょ)。まあ、カゼをひいたことで、自分の弱さも知ることができたわけですから、年明け早々、貴重な経験と言えるかも。
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