2013年1月16日水曜日

近未来の保育園の在り方


 幼稚園・保育園に勤務する職員との意見交換会を開催。参加者は各園長など約50名。本当はもっと早くに実施して、その意見を来年度予算に反映したかったのですが…。お互いに多忙の身で仕方ありません。

 昨年まで子育てに関する議論の場となっていた「幼稚園・保育園の在り方検討会」、さらにこの検討会を拡大継承した「少子化対策・子育て支援プロジェクトチーム」の議論状況の概要を報告。ともかく意見交換としました。その中で特徴的なやりとりの幾つかをお知らせします。

Q市長が抱く仙北市の子ども像は…
A子ども時代に答えはいらない。可能性を否定しない大人に育って欲しい
Q市長は保育園の法人化を考えているか…
A現状の改善策の一手法になると思っている
Q昨年のように臨時職員の正規職員化、または待遇改善が急務ではないか…
A職員採用の可能性は何とも言えないし、一方で待遇改善には限界がある
Q新病院に病児病後児保育機能が必要ではないか…
Aその通りと思う。既に病院側には伝えている
Q増築したかくのだて保育園に混乱がある…
A改善策を至急協議する
Q市内企業にも子育て中の社員を就業時間などで支援して欲しい…
A関係者との会議で相談したい

※保育園等の法人化は、以前からこのブログでも書き込んできました。仙北市立の保育園等での正規職員と臨時職員の比率は約4:6、しかし市の現状では臨時職員を市職員としてお迎えできない環境です。そんな不安定な職場では保育士さんを募集しても集まってくれません。仙北市の保育の質を保ち(向上させ)、多様化した保護者にも指示をいただき、保育園が職場として魅力のある場所になるためには、市の経営から社会福祉法人などへ移行することも一つの手法と考えています。近い将来、結論を導き出します。ご意見をいただければ幸いです。

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