2011年4月2日土曜日
2つの施設を市社協に移譲
3月31日、特別養護老人ホームかくのだて桜苑と養護老人ホーム角館寿楽荘の引き継ぎ式がありました。これまで仙北市が経営してきた両施設ですが、4月1日からは市の社会福祉協議会が事業主体となって業務を継続します。
写真は寿楽荘で、おじいちゃん・おばあちゃんにごあいさつをさせていただいた様子。この市から民間への移譲については、市民の皆さんからも「財政が窮屈になって、それで福祉施設を切っているんだろう」みたいなご指摘をいただきます。財政が厳しいのはその通りです。コストで言えば、公務員が行うサービスコストと、民間が行うサービスコストは、残念ながら差が大きいことは確か。多すぎると言われる市役所職員ですが、大量の退職者が数年続く状況の中で、人材を確保しなければいけないのもまた事実です。
だからと言って、単純に公務員を引き上げて福祉施設を切る?のではありません。これまでも市の職員が本当に努力をしてくれて、入所の皆さんから頼られ、信頼しあって施設の運営が行われてきました。それをさらに、より専門性の高いスタッフが、より水準の高いサービスを提供できる仕組みを実現したいとの考え方が基本にあります。
特に社会福祉協議会は、精鋭スタッフをそろえていることや、在宅から施設介護まで、連続したノウハウがある信頼性の高い団体です。これまで以上に入所者の満足度が高まることを信じています。
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