2010年8月13日金曜日

台風4号で


 台風4号に対処するため、市は先日のゲリラ豪雨を教訓に、一昨日からその準備を進めていました。昨日は朝から警戒部の設置、見回り隊の編成、核関係機関との連携(消防・警察・建設業など)を行い、また対策部(警戒部体制をさらにグレードアップした組織)設置も想定し、行動イメージの確認を行っています。
 警戒部は西木庁舎に置きました。これはゲリラ豪雨の際、対策部を置いた角館庁舎に田沢湖庁舎から移動が困難(国道46号の通行止め)となったことを反省したことによります。

 昨日午後5時の時点で、被害は生保内町田の道路冠水、上桧木内宮田の河川の増水、院内川の増水、田沢地区の一部停電と、比較的大規模な被害を免れることができそうだと推測。そこで警戒にあたっていた職員はもちろん、その他の職員も災害対応を行う緊急全員出動の訓練を行うことに(写真は西木庁舎での出動風景)。

 一斉連絡は午後6時20分。その後、職員が各庁舎等に集合するまでの時間、連絡漏れのチェックを実施。結果として30分から40分の間に、250人以上の職員が集まってくれました。これは12月までに策定作業を進めている危機管理マニュアル、防災計画の貴重なデータです。

 その後も、風害などが想定されたことから、職員には夜間も自宅待機で警戒態勢を維持するようお願いをし、解散となりました。大きな被害が出なくて、本当にホッとしています。

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