2010年6月10日木曜日

6月定例市議会「諸般の報告」④


【企業局】
◎平成21年度水道事業会計決算
 総収益 3億3,262万6,605円、
 総費用 3億2,905万1,316円であり、
 当年度純利益 357万5,289円
 国の方針に基づき、仙北市水道事業の統合及び料金統一を早急に実施する必要があります。経営改善を図り、経費を最大限に切り詰めた上で料金を算定すべきとの基本姿勢に基づき、水道料金算定基準、料金改定案等の策定について、仙北市水道運営審議会に審議をお願いします。
◎平成21年度温泉事業会計決算
 総収益3,985万8,035円
 総費用3,010万2,111円
 当年度純利益は975万5,924円

【市立病院】
◇市立角館総合病院について
 平成21年度市立角館総合病院決算状況は1億3,302万3千円の赤字決算となりました。赤字の要因としては、内科関係の常勤医師の不足に伴う外来患者数の減少等で、計画どおりに収入が伸びなかったことなどが考えられます。サービス向上として、4月からは、生活習慣病をはじめとする病気や異常の発見や健康状態のチェックに役立ててもらう、「お手軽検査」を開始しました。

◇市立田沢湖病院について
 平成21年度の決算の状況は、経営改善の一環として平成20年10月から「障害者施設等一般病棟」を実施し、入院患者の増加で医業収益を上げることができました。経費の削減等経営の合理化に努めましたが、当年度は4,373万円の赤字を計上することとなりました。前年度の赤字額は1億8千623万円だったので、前年度に比較すれば1億4千250万円ほどの縮減です。
 4月からは副院長として秋山博先生においでいただき、現在、常勤医3名に加え秋田大学、岩手医科大学、県立脳血管研究センター、秋田赤十字病院や他の自治体病院等からの応援を受けながら診療にあたっています。経営の安定や地域の医療ニーズにこたえられるよう、一層努力を傾注します。

※この後、人事案件
 1)田沢財産区管理会委員に千田博夫さん、浦山清悦さんの同意
 2)人権擁護委員の推薦で高橋正子さん、黒澤福子さんの諮問  

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