2010年6月10日木曜日

6月定例市議会「諸般の報告」①


 6月定例市議会が始まりました。冒頭で主要事項や諸般の報告を行いましたが、その概要をお知らせします。~仙北市の雇用状況は有効求人倍率0.26倍(前月比0.05ポイント減少)など、厳しい雇用情勢となっています~。今後も地域経済の活性化と求職者の支援に取り組みます。
◎平成21年度の一般会計決算見込み
 歳入総額  204億6,533万8千円
 歳出総額  199億7,562万4千円
 実質収支額 4億2,486万4千円の黒字
 次に一般会計補正予算についてです。
◎今議会の補正額は1億4,380万2千円で、主な事業は地上デジタル難視聴整備事業費、地域運営体活動推進費交付金、地域総合整備資金貸付金、子宮頸がん予防関係費、緊急雇用対策費、総合産業研究所費、小土地改良事業費補助金、仙北市ツーリストインフォメーションセンター事業費等。

【総務部関係】
◇国保調整交付金調査委員会について
 この問題に関して、国保調整交付金調査委員会を設置し調査を続けています。今までの調査で、調定の変更内容を記載していると思われるメモのような書類が綴られている簿冊があることが判明。
 今後この簿冊に基づき、再度、担当者の事情聴取をする予定です。

◇地域運営体について
 複数の地域において、運営体の設立に向けたアクションが起こっています。特に白岩地域では運営体設立の準備会議が設置されていて、4月の田沢地域に続き、設立となる予定です。このような状況となったことから、白岩地域の運営体交付金を今定例会で補正予算案に計上しています。

◇高齢者福祉施設の民営化について
 昨年から取り組んでいる養護老人ホーム「角館寿楽荘」と、特別養護老人ホーム「かくのだて桜苑」の民営化については、社会福祉法人「仙北市社会福祉協議会」を移譲先候補として、本定例会に関連議案を提案しています。

◇保育園・幼稚園のあり方について
 社会情勢の変遷で、保育等の支援を希望する家庭が増えています。少しでもご要望にお応えしたいと考えていますが、現状では臨時職員が保育士の6割を超えるなど、保育士の安定確保にも問題を抱えています。そこで将来の保育のあり方、幼児教育のあり方について、市役所内で検討会をスタートさせました。今年度内に方向性を導き出したいと考えています。

◇市民スポーツ施設の総合的検証について
 市内各地の施設の配置、利用状況を検証し、また今後必要な施設や機能等を総合的に勘案するなどして、市民スポーツ・レクリェーション施設の利用促進や、将来における整備手法を示し、効果的で効率的な施策の推進を図りたいと考えています。

◇秋田内陸線について
 秋田内陸縦貫鉄道で、お客様から沿線住民と車窓越しに手を振り合える「心のふれあい」に、多くの方が感動したとの声が届いています。市で行っている「列車にみんなで手を振ろう」運動を広め、おもてなしの仙北市づくりと乗車促進を進めたいと思います。

◇市内NPO団体連絡協議会の設立について
市民組織による自立的活動の地域づくりを支援・促進するため、市内NPO法人の協議会組織設立について、準備を重ねてきました。
その結果、5月28日に仙北市NPO法人連絡協議会の設立総会が開催され、協議会をスタートすることができました。

0 件のコメント:

コメントを投稿