2016年2月11日木曜日

紙風船上げで中島健さんに感謝状

仙北市西木町上桧木内地区の『紙風船上げ』です。起源は江戸末期、鉱山開発で阿仁銅山に向かう途中に平賀源内が伝えたと言われています。戦中・戦後の一時期は途絶えていましたが、それを地元の方々が復活させ、少しずつ行事が広がり、地区内8つの集落が全て打ち上げるようになり…、仙北市合併前の西木村誕生30周年を記念して、一ヶ所で打ち上げて大規模な小正月行事に再編し、そのカタチが現在に至っています。

 今回の紙風船上げの開会式では、地元で一度途絶えた行事を復活させた功労者として中島健さんに感謝状を贈呈しました。一ヶ所に集まって紙風船を上げ出してから、今年でちょうど30年ですが、これを機会に中島さんへ感謝の思いを伝えたいと、地元の皆さんからの提案でした。中島さんありがとうございました。また中島さんと一緒に復活作業に取り組んだ方々も大勢います。皆さんの顔を思い浮かべながら、中島さんに感謝状を手渡しました。

 時おり雪が降ったり止んだり、天気にも恵まれ、たくさんの皆さんにお出でをいただくことができました。今回は会場で屋外Wi-Fiの試験運用を行ったり、話題の映像集団オーガメント5のドローン空中撮影を行ったり、NHKはワールドTVが取材をするなど、様々な取り組みも同時進行しました。ご苦労様でした。

2016年2月7日日曜日

田沢湖モーグル競技大会が終わり…

写真は、2016フリースタイルスキー秋田・田沢湖モーグル競技大会最終日の表彰式の様子です。絶好の天気に恵まれ、国内70数名のトップスキーヤーの出場をいただき、見応えのある2日間となりました。また県が新設したジャッジハウスの機能を充分確かめることができました。

 ところで、実のところ田沢湖スキー場も雪不足を心配していました。今シーズンは全国的に暖冬傾向が強く、中止になった大会も多いと聞きます。しかし県外から訪れた大会関係者からは、今年も完全なコース整備と大会運営だったと高評価をいただきました。また出場選手は、「素晴らしいバーンで温泉も最高だった」と、嬉しい感想を寄せてくれました。大会の環境整備は大会スタッフの皆さんの努力によるものです。感謝の思いは言葉にし尽くせないほどです。ありがとうございます。

 そしていよいよ今月27日~28日は、FISフリースタイルスキーW杯です。間もなく世界から選手やスポーツジャーナリストが、仙北市に結集します。最高にエキサイティングなモーグル競技大会になること間違いありません。明日からテレビ地上波でのCM放送も開始予定です。こちらもお楽しみに!!。

若者の地元定着を考えるシンポジウム

写真は、2月6日午後に開催された「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業2015in秋田」(会場:秋田文化会館)のシンポジウム風景です。壇上には佐竹知事、三浦商工会議所会頭、湊屋秋田銀行頭取、斉藤北都銀行頭取がいて、秋田大学・県立大学・看護大学、教養大学、秋田工専などの学生の質問に答えていました。

 今回の行事は、「若者の地元定着の促進と若者の育成」がテーマです。学生の皆さんからは、何よりも県内企業の情報が少ないことに不満の声が多かったと感じます。一方で起業家として秋田で会社を立ち上げたいけれど、そのノウハウを学べるプログラムが欲しいと言う要望もありました。

 この意見交換の前、特別ゲストとして石破茂地方創生担当大臣が「地方創生を進める上で高等教育機関に期待するもの」と題した講演を行いました。実はこの日、石破大臣は午前も別会場(冨樫博之代議士の勉強会)で講演をしていて、自分はその両方に参加させていただいたので、二度お話しを聞くことができました。
 
 ところで午前の講演が終わった後、冨樫代議士の特段のご配慮で、石破大臣とお話をさせていただく時間をとってもらいました。特区のことはもちろんですが、自分は田沢湖再生について詳しくお伝えしました。昭和15年の玉川温泉水の導水で、田沢湖の生物系が死滅してしまったこと、現在はクニマスの里帰りを県と一緒に進めていること、しかし現状のままでは田沢湖は再生できないこと、世界湖沼会議が2018年には日本の茨城県で開催となりそうなこと、そうなったら仙北市で分科会が開催できないかと考えていること…。石破大臣は一つひとつに頷き、先ずは情報の共有をしようとお話をくださいました。ありがとうございました。

2016年2月4日木曜日

角館のお祭り全体会議

今日は午後7時から角館交流センターで「角館のお祭り全体会議」を開催しました。お忙しい中、また雪が降る中をお集まりいただき、本当にありがとうございました。案件は角館のお祭り安全対策(案)について等です。

 安全対策(案)は、1月25日に安全対策委員会(後藤悦郎委員長)から答申を受け、この答申を1月28日に開催した実行委員会で精査したものです。16項目にわたる改善案と新たな組織体制案で構成されています。以下改善案の項目です。

【顕在化した課題から】
1.曳山運航時における泥酔者の排除、並びに張番内での泥酔者の排除。
2.曳山に参加する全ての者に半纏着用を義務化。
3.曳山責任者会議決定事項の遵守。
4.角館祭禮張番協議会の決定事項の遵守。
5.角館消防署救急救命士配置の検討。

【潜在的な課題から】
6.運搬車の目的(食糧運搬・ゴミ処理)の明確化、飲酒を主目的とすることの禁止。
7.曳山激突時の喧嘩の禁止。さらに人身事故及び物損事故はあってはならない事項で、あった場合は両曳山の責任とし、張番の処分対象とする。
8.観光客の安全対策の徹底。
9.各丁内は6月上旬までに安全委員及びそのメンバーから安全委員長を決定し、委員長を中心に8月下旬には安全講習会を開催する。さらに9月下旬に安全対策会議反省会を開催する。
10.参拝時間、上覧時間及び曳廻し時間の時間的問題を関係機関に協議。
11.角館総鎮守神明社による神明社五箇条、並びに勝楽山成就院薬師堂遵守事項(現在検討中)の遵守。
12.角館総鎮守神明社及び勝楽山成就院薬師堂の参拝時、並びに佐竹北家御披露中における飲食の一切を禁止。
13.新たな組織に検証委員会を設け、お祭り期間中はもとよりお祭り以降も継続して検証していく。角館祭禮張番協議会は、後日総会時の決定事項を公表する。曳山責任者会議は、お祭り後反省事項を文章にて公表する。
14.伝統文化を継承する事、継続的に安全確保を検証する事、新たな組織づくりに伴い新たな連絡網を構築する事を実現するため、新たな組織を作ることを提案する。
15.お祭りの伝統を継承するために、角館町観光協会が昭和60年に制作した「角館の祭典」を復刻する。
16.次世代を担う後継者である子ども達を指導育成し、伝統文化を正しく継承する。

【新たな組織案】
 主な構成組織は、角館のお祭り保存会、角館町祭禮張番協議会、曳山責任者会議、角館町観光協会、仙北市(他、関係機関・団体)等。これらの団体から推薦で検証委員会委員を出し、検証委員会を構成する。その他、学識経験者を依頼することもできることとする。組織を代表する委員長、参与として角館総鎮守神明社氏子総代会、勝楽山成就院薬師堂総代会を想定する。

 などです。全体会議では「角館の祭典」にはお祭りの起源などについて余り記されていないので、子ども達用の教本を新たに作成した方がよいとの指摘、また検証委員会の設置時期と人数、新たな組織設立までの手順などに質問がありました。子ども達用の教本は作成することとし、検証委員会の設置時期、新たな組織の設立などは、何とか今年度中としたいと言うこと、人数はこの後設置する新たな組織の準備会で検討することなどを答弁し、最後は拍手で承認をいただくことができました。ありがとうございました。安全対策が計画通りに実施されるかどうか、それは今後の各団体の本気度にかかっています。その本気度をものすごく強く感じました。今年のお祭りまで半年少しです。

国の特区会議がドローン事業を了承

仙北市にとっては第3回目の国家戦略特別区域会議(内閣府)に出席しました。他は東京都(桝添知事)、東京都大田区(松原区長)、福岡市(高島市長)、仙台市(奥山市長)が参加していました。区域会議は石破茂・地方創生担当大臣が召集(写真左奧、その横は福岡副大臣)し、事業説明は自治体の首長が行うことになっています。会議で大臣が認可した事業は、通常であれば翌週に総理が諮問会議を開いて正式決定となります。

 今回、仙北市が提案した事業は2事業。1つは生ハムづくりを行う農業生産法人の立ち上げ、もう1つは近未来技術実証特区として取り組みを行うドローンについて、競技会の開催や実証実験を行うに必要な特定実験試験局制度に関する特例の活用です。どちらも会議で了承され、諮問会議にかけられることが決まりました。ホッとしています。

 そんな訳で、今回の区域会議には、農業生産法人の関係者やドローン競技会を開催する関係者の皆様にも出席をいただき、それぞれの事業について説明をいただきました。本当にありがとうございました。いよいよスタートラインです。

2016年1月29日金曜日

角館のお祭り~子ども達の厳しい指摘~

昨日、第3回角館のお祭り実行委員会を開催しました。先日は実行委員長(市長)宛で安全対策委員会から答申書をいただきましたが、今回の実行委員会は、その答申書の内容を共有・精査してお祭り全体会議に諮るための会議です。

 実行委員会は、安全対策を万全なものにするため、安全対策委員会委員長と同副委員長から、答申に盛り込まれた14項目の一つひとつについて説明を受け、その後に協議をしました。その結果、新たなお祭り実施組織の構成の見直し、また14項目の細部調整、さらに2項目を加えた原案を作成することにしました。これらを全体会議で図り、対策の実効性を高め、その内容を町内はもちろん、市内外に示す予定です。

 会議では、町内の小中学校児童生徒・角館高校教職員からのアンケート結果が報告されました。
特に角館中学校3年生の指摘が心に響きました。そこには、お祭り時の大人の悪しき姿が厳しく書き記されていました。例えば、
◇飲酒について
・朝昼からお酒を飲んでいてキチンと神様を拝むことができない。
・大人は酒に飲まれている。
・泥酔した大人が取っ組み合いをしている。
 他、多数。
◇激突について
・角館のお祭りの起源はぶっつけることから始まったのではない。
・お祭りの本来の目的を忘れている。
・曳山間をつくってしっかりと交渉するべき。
 他、多数。
◇しきたりについて
・お祭りが何のために行うのかを説明して、一人ひとりにわかってもらう。
・決まりごとやルールをしっかり決める。
・角館のお祭りを後世に伝えたい。
 他、多数。

 さらに、張番はお祭りの最高権力、きちんとした人を責任者にして責任者の判断に従って(曳山)を運行する、他丁内の責任者とコンタクトをとる、交渉をしっかりと行う、対(相手)の曳山を尊重する気持ちが大切、観光客や町外の人々を意識したお祭りの企画と運営、半纏の着用、親が子どもの面倒をしっかり見る…などなど。

 子ども達には、ただただ恥ずかしい限りです。申し訳ない限りです。角館のお祭りを継続するために、この思いをしっかり受け止めなければなりません。

2016年1月28日木曜日

合同審議会で2つの重要計画を協議

昨日、田沢湖庁舎で第2会合同審議会が開催されました。同審議会は合併特例法第5条の4に規定された組織で、仙北市の場合は旧3町村ごとに設置されています。合併協議の際に、住民の意見が合併市町村の施策に反映されにくくなる心配が先に立ち、それが合併の支障になることを改善する役割を担ってきました。特例法で10年間は置くことができると定められています。

 今回の合同審議会は、その3審議会の委員が一堂に会しての会議です。新たに策定する仙北市総合計画や、新市建設計画の変更についてご協議をいただきました。皆さんから活発に意見や質問をいただき、次の仙北市10年への熱意が伝わってきます。

 昨年7月から、審議会の皆さんには新しい総合計画策定にご協力をいただいてきました。また市民アンケートからも重要な動向の把握に努めながら、骨格づくりを進め、今回の諮問となりました。~健やかに美しく輝くまち~を基本理念に、人もまちも健康で美しい時間を過ごすせる仙北市を、さらに将来手にしたい姿を「小さな国際文化都市」に設定。8項目66計画を盛り込んだ内容です。
 新市建設計画の変更は、合併特例債の使える期限が10年から15年に延長になったことから、これに対応するための計画変更です。現段階で考えられる事業(統合庁舎や総合体育館)などを盛り込みました。

 今後も、市議会やパブリックコメントなど多くの意見をいただきながら、成立に向けた作業を進めます。