2011年5月24日火曜日

赤磐市長とエール交換


 何をやっているのか、なかなか分からない写真ですみません。モバイルコンピュータの画面にいるのは、岡山県赤磐市の井上市長です。手前の頭は自分、石山副市長、熊谷教育長です。

 仙北市は、初めてチャレンジデー(15分間体を動かした人口を自治体同志で競い合うスポーツイベント)に挑戦します。大震災の関係で今回は対戦という形態はとりませんが、仙北市の相手が赤磐市で、「お互いに頑張りましょう」とインターネット上でエール交換をしました。

 昨年から参加した赤磐市は先輩です。胸を借りて挑む思いです。仙北市の目標参加率は、昨年赤磐市が打ち立てた37パーセント。どうか仙北市の皆さん、ご参加をお願いします。

農政研究会での講話


 強い農業とは何か。国の予算が足りなくても、安い輸入品が入ってこようとも、本当の意味での強い農業というのは、どんな農業なのか。現状の農政方針は規模拡大してコストダウンを標榜するだけ。海外の農産物と同じ土俵で闘うことが日本農業の正しい方向性とは思えませんが…。

 TPPに真っ向から反対する鈴木宣弘さん(農林水産省・東京大学教授)を招き開催された県農政研究会。鈴木さんの言葉は強烈で怒りに満ちていました。「大震災後、TPP議論は少し静かになった感がありますが、アメリカの要人でさえ“今の日本にTPPを強要できない”と言っていることから分かるとおり、TPPは日本社会、日本農業に打撃を与える前提があることは明白」と主張。さらに「ナチュラル、オーガニック、アニマル・ウェルフェア、バイオダイバーシティ、景観等への取り組みを徹底すれば、価格は割高でも消費者は納得して買ってくれることを、スイスなどでは既に実証しています。“この農産物を買うことで、農家の皆さんの生活が支えられ、それによって自分たちの生活が支えられる”という認識を広めることが大切です」とも話していました。

 農業に携わる側と、それを買う側の意識の持ちよう、この辺りに変革のパワーが必要な気がします。

2011年5月21日土曜日

西明寺中学校に新野球場


 地域の長年の夢だった西明寺中学校の新野球場が落成しました。今日は記念の招待試合が予定されていましが、あいにくの雨です。残念だなあ。そこで中学校の体育館でセレモニーだけを実施しました。写真は集まってくれた選手の皆さんです。

 新野球場は合併前からの懸案でした。これまでの検討期間も含め、完成までに6年の歳月を要しています。両翼91メートル、センター110メートルの規模で、中学生の野球大会はもちろん、学校開放の推進で市内外の利活用も期待しています。

 雨の中、お出でをいただいた横手清陵学院の選手の皆さんには、本当に申し訳ない天気です。用地を提供いただいた方々、検討委員会や野球関係の皆さん、そして試技会など、たくさんの応援やご理解があって実現した新野球場です。愛される施設になって欲しいです。明日は晴れたらいいなあ。

2011年5月20日金曜日

東北市長会


 仙台市内で第158回東北市長会(会長は奥山恵美子仙台市長。ちなみに奥山市長は秋田市出身です)。各県の市長会が取りまとめた震災関係の特別決議を可決して閉会。どの決議も国に対して強力な復興支援を要望するものです。

 休憩時間に塩竃の佐藤市長が声をかけてくれました。「仙北市がいち早く届けてくれた下着、生理用品など、本当に助かりました」。すごい。救援物資がどこから届いたものなのかをご存じです。南相馬の桜井市長も元気な様子。「少し痩せたんじゃないですか?」と尋ねると、「えっ?そんな風に見える」といつもの笑顔。

 皆さん本当に難儀をしていると思うのですが、元気です。ところで決議は、全国市長会に要望したり、政府に要望したりする予定になっていますが、「それでいいのかなあ」と思ってしまうわけです。全国市長会の森会長(長岡市長)が、「政局がらみのこともあり、復興会議で議論されている内容をマスコミは余り書かないけれど、実効性の高い政策が少しずつ形を整えてきた」と言っていたので、少し安心をしました。でも何だかシックリこない。たぶん「国に要望する」「国の財源確保」など声高に要望すればするほど、東北のアイディンテティを失ってしまいそうな、そんな気になりそうです。

2011年5月19日木曜日

ジェラルド・カーチス先生の言葉


 朝刊(19日)に、コロンビア大学のジェラルド・カーチス先生の言葉が載っていました。昨日、都内の講演会で発言した中に、「日本は大震災で混迷しているが、社会がしっかりしているから政治が貧困でも何とかなっている」みたいな内容です。

 “同じようなこと前に聞いたなあ”、あれこれ考えていて思い出しました。先日の「国のかたちとコミュニティを考える市長の会」で、名和田法政大学教授から聞いたお話しと一致しています。名和田教授は、「今回の震災の直後にドイツ出張があって、外から大混乱の日本を傍観していた。ドイツ人をはじめ、欧米人が一様に驚嘆していたことは、日本人の我慢強さと公共意識の高さだった。ハッキリ言うと、政治が機能を果たさなくても(暴動や略奪が起こらないのは)、地域コミュニティの機能があるからだ」と言っています。

 国民の意識に助けられている政治(若しくは政治家)の構図が日本だと。情けない限りです。

自治体病院開設者協議会


 朝に滋賀県東近江市をたち、大急ぎで東京へ戻ってきました。都内で開催される全国自治体病院開設者協議会に出席するためです。自治体病院というのは市町村が経営する病院のこと。開設者は市町村長です。ちなみに仙北市は、この春から病院事業管理者を置いています。それまでは病院事業管理者も市長でした。

 ここでも東日本大震災への対応として、決議が行われました。概要は以下の通りです。

 「現在、全国の自治体病院など医療機関が被災者支援に全力で取り組んでいるが、被災地域に必要な医療が十分に確保されている状況ではない。協議会が一丸となって取り組みを強化することを決意し、また国や関係機関には諸施策が適切に講じられるよう強く要望する」。

 明日はまた移動して、仙台で東北市長会に出席します。政治の力が試されているような気がします。

弘誓寺本堂で交流会


 伝建群協議会の初日日程(総会等)が終わり、夕方から交流会が開催されました。場所は東近江市の五個荘。この地区は近江商人の豪邸と農家が混在する歴史的にも重要な場所です。地区中央には真言宗大谷派の弘誓寺(ぐぜいじ)があり、交流会はこの寺の本堂で行われました。

 本堂は国の重要文化財です。参加者の誰もが「えっ?ここでお酒なんか飲んじゃって良いの?」の疑問。そしたら文化庁の皆さん曰く。「伝統的建造物は、生活の中で守り磨かれるべきもの。お寺は仏事はもちろん、本来的には人々が集まり、語り、学び合う場所。交流会の主旨に合致する」と、何とも粋な解釈です。

 開催にあたっては市をはじめ、五個荘の保存会の皆さんが完全バックアップでした。写真の灯籠は9月に行われるお祭りを再現してくれたもの。本当に清々しい交流会でした。