2022年9月15日木曜日

日本を代表する企業の皆さんに



 公益財団法人・経済同友会の会合でお話をする機会をいただきました。演題は「疎の可能性」、会場は都内丸の内の日本工業倶楽部です。

 経済同友会での講話は、2019年12月以来2度目です。あの時は国家戦略特区で描く未来をお話しました。でも年が明け新型コロナが世界中の価値観を一変させて…。今回の講話は、なぜ市長を辞したのか、特区はどうなったのか、現状で社会には何が必要だと思っているのかなどの1時間です。全国にはまちづくりのプレーヤーが大勢います。一方で特区・地方創生は政権が変わる度にパワーダウンした感があります。さらに多数評価は既に時代錯誤で…。この後も人口減少は続きます。経済規模は矮化するしかない現状です。そうなれば当然、新たなライフプラン、新たな目標設定、新たな価値創造などが必要で、その舞台は実は地方に優位性が高いと確信していると…。首都で、日本を代表する企業トップの皆さんには失礼だったかも知れません。

 会合が終わった後、リコーの山下さん、りそなの東さん、日本政策投資銀行の地下さん、事務局の岡野さんなどが、お昼ごはんに誘ってくれました。話題は農業です。東さんが「地方が生産し国家が消費する。自給率を高めることが国益です」の言葉が印象的でした。

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