2020年9月25日金曜日

ジーバー・ミーツ



 以前、長野県で宅幼老所を訪ねたことがあります。赤ちゃんの鳴き声を聞くと高齢者が元気になると言っていました。また何かの文献に、若者は高齢者の声に癒やされるとの記述がありました。これって…。

 学術的な裏付けがあるのかどうかは分かりません。でも赤ちゃんや若者や高齢者は、お互いが癒やし合う存在だと言うことです。当たり前のお話です。しかし今は家庭内でもこんな環境が珍しくなりました。癒やしは活力の根源で人格形成にも影響します。多世代で共有できる癒し合いの場を、地域にもっとつくる必要があります。この取組みが定着し広まったら、あの地区のおじいちゃん・おばあちゃんに会いたい、会ってお話がしてみたい、そう考える若者が出てくるかも知れません。

 若者が地域のおじいちゃん・おばあちゃんに会いに行く小さな旅です。これを私はジーバー・ミーツと呼ぶことにしました。ただ笑顔を見たり、若い頃の話を聞いたり…。おじいちゃん・おばあちゃんも遠くにいる孫と会っている感覚になれたら素敵です。ほんの少しの経済効果も期待できそうです。

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