2020年9月16日水曜日

未来を描く共同作業


 仙北市が抱える課題は何か、10年後にはどうなっているのか、住みたいまちの姿は、実現に必要なアクションなど、スーパーシティの指定やSociety5.0がもたらす社会について、2回目の意見交換を行いました。市民の幸福度を高める政策検討は今後も続きます。

 スーパーシティ・エリア指定の全国公募は年末から始まる予定です。移動と物流と支払い・行政・医療介護・教育・安全防災など、市民の日常を最先端技術で実装し、障害となる規制を大胆に緩和する…、この国家プロジェクトは、応募しても採択されるかどうかは分かりません。また、個人情報やデータ連携の安全性、住民合意の在り方、民間企業の参入の温度差など、問題点を指摘する声もあります。私は、スーパーシティやSociety5.0の先行実施が、人口減少や高齢化の著しい仙北市を支える力になればと期待しています。全市をエリアとして応募するか、地域を限定して課題解決を進めるのか、それとも他の対策がないかなど、考え方も手法も様々です。それでも若い方々を中心に未来を描く共同作業が続きます。毎回参加して感動しています。日々それぞれ現場で仕事をする皆さんが、疲れているのに手弁当で集まり、子ども達に受け渡すべき故郷について意見を交わすのですから…。このような場を共有できること自体まちづくりには有益です。

 ちなみに、昨晩のキーワードは共助、人口減少、災害対策、成功事例の確立、5G、除雪、農地保全、行政サービスの高度化・複合化などでした。お話をお聞きしているだけで、行政の在り方改善に活用できる提案が多数あります。本当にありがとうございます。

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