2019年10月7日月曜日

校舎利活用の検討が本格スタート


 来年4月、角館小学校と統合する中川小学校の校舎利活用について、今晩は地域の皆さんと意見交換会(会場:中川集落センター)でした。いよいよ検討が本格スタートです。皆さん今後もよろしくお願いします。

 私はあいさつで、「子ども達の将来を一番に考え、統合の決断をいただいた地域の皆さんと一緒に、この後は中川のまちづくりを校舎活用でも進めたい。至急の対応は来年度予算案に間に合わせたい」とお話ししました。続いて倉橋副市長から、小学校校舎や付帯施設は地域の皆さんにぜひ利活用いただきたいこと、中川保育園の在り方を再度見直したいこと、集落センターはその機能を小学校に移転したいこと、放課後児童クラブは継続したいことなど、市の基本的な考え方をお伝えしました。一方で地域の皆さんからは、「小学校は地元の活用もそうだが、市内外の皆さんが訪ねたくなるような場にならないか」、「スポーツ合宿や農業体験の拠点センターへの改修は困難か」、「トレーニング機器をセットしたフィットネスジムのはどうか」など、広域的な利活用を視野に入れた積極的な意見が多数聞かれました。

 全国的に見ると、閉校後の校舎利活用で地域が活性化した事例はそれほど多くはありません。でも中川地域はコミュニティ組織や意識がしっかりしている強みがあります。きっと新たなモデルが生まれます。さらに皆さんと検討を重ねます。

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