2019年10月17日木曜日

東北市長会で



 岩手県北上市で東北市長会総会。机上に置かれた市名入りのリンゴに感動しました。総会では台風19号災害に関する緊急決議などが採択されました。私は過疎対策の継続を求める提案を行って…。


 過疎対策の継続を求めた提案理由は次の通りです。「~日本は10年ほど前から人口減少国に転じています。とりわけ地方は地域医療の脆弱化、公共交通の維持困難、耕作放棄地の増加など、地域自体の存続が危ぶまれる状況が続いています。これまで地方が果たしてきた多くの公益的役割、多面的機能を今後も維持し、市民が毎日の暮らしを確保し、住み続けることが出来る持続可能なまちづくりには、過疎対策の継続・充実が不可欠です。しかし現行法は令和3年の3月末に期限切れとなってしまいます。そこで現行法の期限の延長、若しくは過疎地域の振興が図られる新たな過疎対策法の制定を提案します。同時に財源保障機能を伴う過疎対策事業債制度の継続と、必要額の確保について措置を講ずるよう提案します~」。


 その後の研究会で、秋田県庁に勤務経験のある池田達雄さん(現・総務省自治税務局企画課長)から、「地方税制の動向と課題」と題する講話がありました。興味深かった説明は企業版ふるさと納税の活用です。池田課長は、「ぜひ企業版ふるさと納税を活用ください。故人寄付は全国で5千億円を超えるボリュームですが、企業寄付は35億円です。法人関係税の軽減幅をさらに拡大します。企業版ふるさと納税の活用のカギは、自治体トップのリーダーシップ・トップセールスにかかっています」と。はい、頑張ります。

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