2019年7月3日水曜日

次期防災情報システムで市民検討委員会



 仙北市は全域で防災行政無線を運用しています。でも電波法改正への対応、聞き取り難さの解消、観光客への情報発信などで、複数の課題を抱えています。そこで、これらの改善を目的に市民検討委員会を立ち上げました。


 私は同委員会の初会合で、「仙北市民の安全安心を守ること、仙北市にお出でをいただく観光客の皆さんにも防災情報を提供すること、経費はできる限り抑えて最大効果が期待できる、そんな次期防災システムの構築を検討して欲しい」とお願いをしました。続いて、全委員16名の中から佐藤正敏さん(地域運営体連絡協議会会長)を会長に選出。また、現状の共有と課題の整理では、国の電波法改正で令和4年12月から田沢湖・西木の両地区で放送ができなくなる(アナログ波)、屋外スピーカーからの放送が聞き取り難い地域がある、全てをデジタル波対応にした場合は莫大な工事費がかかる、雨や風の強い日や冬などは窓を閉めると音が聞こえない、そもそも放送がうるさい、戸別受信機の要望が多い…などなど、多くの意見が出されました。


 技術は日進月歩です。だからといって電波法の改正が迫っていて、判断を先送りすることはできません。今年度中に検討委員会の意見を集約いただきたいと考えています。

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