2019年7月1日月曜日

日常にSDGsとユニバーサルツーリズム



 先週開催した「仙北市SDGs・ユニバーサルシンポジウム」は、発表内容が日常的だったとの感想が多く寄せられています。そうです、SDGsもユニバーサルツーリズムも特別なことではありません。どうぞ、あなたの日常に…。


 1部で登場した岸田ひろ実さん(日本ユニバーサルマナー協会理事)や山崎まゆみさん(温泉ジャーナリスト)の講演は、本当に気付きの多いお話しでした。障がい者の皆さんが不便を感じない「生活のまち・観光のまちづくり」を、今後も市民の皆さんと協力して進めたいと思います。2部の清水拓哉さん(内閣府地方創生推進事務局参事官補佐)と、藤村幸子さん(仙北市総合戦略室長)は、SDGsの制度的な側面、仙北市の取り組みなどを説明いただきました。岸博幸さん(慶應義塾大学大学院教授)をコーディネイト役にお願いした「SDGs・持続可能なまちづくり意見交換会」では、坂本佐穂さん(仙北市男女共同参画推進委員長)や田口知明さん(田口木材株式会社取締役社長)が、日ごろから感じるSDGsをお話しいただきました。坂本さんは自身がガンで闘病した際、生活支援で市の制度が使えた安心感を、田口さんは林業経営を続ける中、森林環境の保全が持続可能な地域づくりに必要と、それぞれ発表しました。岸さんからは、「仙北市は本当に可能性の高いまち。市民の皆さんがそれに気付き、特区やSDGsの取り組みで磨き上げたら、すごい成功事例が生まれます。特に農業と観光分野は、あと数年できっと大きな変化を感じることになるでしょう」とお話しをいただきました。


 最後に登場した吉本興業所属のタレントの皆さん、SDGsや仙北市をアピールいただきありがとうございました。ご来場の皆さん、本当にありがとうございました。

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