2017年10月28日土曜日

澄清湖・田沢湖の姉妹湖締結30周年


 1987年11月4日、澄清湖(台湾高雄市)と田沢湖が姉妹湖締結を交わしてから30年の月日が経ちました。昨日はその式典と祝賀会(会場は駒ヶ岳グランドホテル)を開催、台湾側の出席者33名を含め、100名を超える皆さんに参加をいただきました。

 姉妹湖締結の根っこには、冬季の田沢湖観光を振興する目的があったそうです。吉田淳二さん(旧田沢湖町商工会会長)の肝煎りでその手法を探るシンポジウムを開催し、パネリストで参加した加瀬英明さん(外交評論家)が姉妹湖の締結を提案、同じくパネリストで参加した渡部亮次郎さん(一般社団法人国際平和戦略研究所元理事長)、台湾駐日経済文化代表処の皆さんなど、多くの方々のご尽力で世界初の姉妹湖締結は実現しました。昨晩は吉田さん、加瀬さん、渡部さん、駐日代表処の皆さんにも出席をいただくことができました。ありがとうございました。

 それから30年、高雄市民とは毎年のように相互交流を続け、さらに2011年には温泉協定(台北市北投温泉と玉川温泉)、2015年には姉妹校連携(台湾国立師範大学高級付属中学と角館高校)、そして現在はマラソン交流(台湾高雄マラソンと田沢湖マラソン)を行っています。秋田県内で最も多く台湾からの観光客をお迎えしている仙北市ですが、澄清湖と田沢湖の姉妹湖締結がその第一歩になったことは間違いありません。
 ただただ先達の皆さんに感謝です。

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