2017年10月18日水曜日

樺細工伝統工芸展で鈴木保さん県知事賞


 昨日の午後、第45回樺細工伝統工芸展の審査会がありました。樺細工(かばざいく)は美しい山桜の樹皮を使った伝統工芸です。今年は鈴木保さんが最高賞の県知事賞に輝きました。工芸展は明日19日から25日まで、角館樺細工伝承館で開催します。皆さんご来場ください。

 審査は伝工品と一般の2部門で競い合われます。伝工品は茶筒や小箱、煙草入れなど昔ながらの生活用品、一般の部は自由なデザインや使い方の作品が多く、どれもとにかく美しい品々です。今年のテーマは「つぼみ」でした。様々な解釈があって面白く、私の場合、審査判断は「好み」になってしまったかも…。
 各賞は次の通りです。

秋田県知事賞 鈴木保・作 茶筒「蔵」
東北森林管理局長賞 福井正人・作 茶筒
仙北市長賞 米沢研吾・作 茶入
(財)伝統的工芸品産業振興協会賞 佐藤大・作 茶入
秋田県伝統工芸品等産業振興協議会長賞 福井正人・作 茶筒
秋田県議会議長賞 角館工芸協同組合・作 創作仏壇
仙北市議会議長賞 (株)秋田銘商・作 流紋花瓶 
角館町観光協会賞 (資)経徳製作所・作 総桐カラクリ引き出し
仙北市商工会賞 (株)八柳・作 花器
角館町樺細工振興育成協会長賞 (有)冨岡商店・作 オリジナルプレート
田口鉄蔵賞 鈴木保・作 抹茶入れ「蔵」
秋田魁新報社賞 三浦勇・作 茶筒
NHK秋田放送局賞 木元明彦・作 抹茶入(つぼみ)
ABS秋田放送賞 米沢研吾・作 茶入
AKT秋田テレビ賞 (資)経徳製作所・作 新茶托新銘々皿セット
AAB秋田朝日放送賞 角館工芸協同組合・作 ディフューザースタンド

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