2019年8月30日金曜日

温泉の安全対策に先端技術



 今日は、世界的なIT企業・アステリア株式会社から平野洋一郎社長(写真)をお迎えし、温泉の有毒ガス検知アプリを開発する実証実験がスタートしました。

 2015年、仙北市ではカラ吹き源泉事故(火山性ガスによる作業中の死亡事故)が起こりました。多くの皆さんのご協力で安全対策を強化し、これまで、源泉の切り替え工事や作業マニュアルの策定と実施などを進めました。今回は、事業締結をしているアステリア株式会社の技術提供で、温泉施設(今回は杉谷地分湯槽)内のガス濃度を計測するIotセンサーを設置、ここからデータを遠隔地に送信するシステムと、これを運用するアプリの実証実験がスタートしました。私は「実験でシステムの優位性が実証できれば、さらに仙北市温泉事業の安全性を高めることができます。今後はガス検知に加え、湯の温度や量も検知できるよう検討ください」とお願いしました。

 アステリア株式会社は、春には角館で人力車の運行状況を確認できるアプリを開発し話題になりました。仙北市とのお付き合いは、3年前から始まった桜の保全活動がご縁です。市民課題の改善に、「私たちは仙北市の地方創生を全力で応援します」と平野社長。本当にありがとうございます。

2019年8月27日火曜日

ワインと生ハムとチーズといぶりがっこ…



 アステリア株式会社(都内:平野洋一郎社長)との連携事業を進める中、同社広報IR室にお務めの斎藤ひとみさんをお迎えして、「気軽にワイン勉強会」を開催することになりました。


 アステリア株式会社は国内大手のIT上場企業です。3年前に桜の保全と産業振興で連携協定を結びました。今春は角館の人力車の空車状況や待ち時間解消に向けたアプリケーション開発の様子をご披露いただきました。さらに今週30日には、Iotセンサーを活用した火山性有毒ガス検知の実証実験を行うことになっています。この準備段階で、広報IR室にお務めの斎藤ひとみさんが、実は過去に大手老舗スーパーで酒販やチーズの販売を行っていたことが発覚!。ご本業の傍ら、最近ではワインの普及活動やイベント企画も行っているそうで…。仙北市でもやりましょうとお話ししたら、実現しちゃいました。皆さんのご参加をお待ちします。
 6酒類のワイン、それにチーズ、生ハム(グランビア産)、いぶりがっこなどなど、地元食材を食べながら自分が好きなワイン、そして食べ物の組み合わせ(マリアージュ)を見つけてください。

●日 時 8月29日17時30分開場
●場 所 欧風食堂Kaede(田沢湖生保内字造道)
●参加料 2千円
※お申し込みやお問合せはFacebookメッセンジャーまで。


2019年8月26日月曜日

メディカルランナー制度を導入~田沢湖マラソン~



 第34回田沢湖マラソン(9月15日)実行委員会を開催。初めて導入する「メディカルランナー制度」に、現在44人の医師・看護師・救急救命士の登録があることを報告しました。


 メディカルランナーは、レース走行中に周囲のランナーの健康状態などに配意し、万が一にも異常のあるランナーと遭遇した場合は、できる限りの初期対応等を行うボランティアランナーです。より安全・安心な大会運営を行いたいと考え、初めて田沢湖マラソンで導入します。誰がメディカルランナーか、周囲の一般ランナーが分かるよう専用ビブを付けてレースに参加します。どれくらい登録をいただけるか不安でしたが、現在のところ医師が24人、看護師が14人、救急救命士が6人で、皆さんの意識の高さを感じます。


 この他、第34回大会では、フルマラソンの制限時間の延長(5時間→6時間)を行ったことで、フルマラソン参加者が前回大会より200人ほど増えました。海外ランナーも2倍になり、国際大会の色彩がますます色濃くなりそうです。

2019年8月25日日曜日

木は朽ちる美と再生の象徴…


 角館・木匠塾サマースクールの開塾式。板垣直行・秋田県立大学教授(写真)、また同大学や八戸工業大学の学生に歓迎と感謝の思いをお伝えしました。そして木は朽ちる美と再生の象徴だと…。

 木匠塾は、木と建築を通じて学生と地域が交流する創作プログラムです。角館出身の渡辺豊和さん(建築家:県内では秋田市立体育館や西長野小学校など)のご協力をいただき、平成10年にスタート。これまで京都造形芸術大学や東北大学、日本大学など多くの建築・デザイン系の学部が参加し、作品製作や補修を行っています。花葉館前のバス停、グラウンドゴルフ場のモニュメント、ベンチ、表彰台などは全て木匠塾の作品です。私は開塾式で「仙北市はSDGsの国連決議を導入し、持続可能なまちづくりに挑戦中です。また多くの資源に恵まれていて森林資源もその1つです。これを如何に活用するかが課題です。木は加工しやすい反面、腐ってしまう欠点があると言われます。でも朽ち果てることは本当に欠点でしょうか。朽ち果てるからこそ再生が出来る、そう考えたら、再生の象徴になるのではないでしょうか」と。

 2つの大学から参加の総勢70名の皆さん、これから1週間かけて良い作品を作り上げてください。そして作品が活用される様子も、また朽ち果てる様子もご覧いただきたいと思います。長いお付き合いをお願いします。

2019年8月24日土曜日

2019台湾レポート③


 台湾高雄市と秋田県の国際交流協力覚書(MOU)締結式に出席。高雄市の葉匡時・副市長も佐竹知事も、「海を越えた交流は、田沢湖と澄清湖の姉妹湖締結から始まった」と振り返りました。

 1987年、加瀬英明さん(外交評論家)の提案で、2つの湖は姉妹湖になる契りを交わしました。台湾を国と認めない中国に対し、湖同士のお付き合いからとの配慮があったと聞きます。その後、毎年にわたる相互交流はその領域を拡大。仙北市は昨年から高雄国際マラソンに選手を派遣し、また高雄からは田沢湖マラソンに選手を派遣してもらっています。これは田沢湖マラソンの国際化に向けた準備です。私は葉副市長に、「仙北市は政府の特区地域として観光や医療、農業などで先進的な取組みをしている。高雄市内の企業の皆さんとの経済交流にも着手したい」とお願いしました。

 その後、澄清湖を管理する台湾政府経済部自来水公司(国家水道局)を訪問、大歓迎をいただきました。さらに新幹線で台北に戻り、北投温泉発展協会の周水美会長と懇談。素晴らしいおもてなしをいただきました。皆さん本当にありがとうございました。

2019年8月22日木曜日

2019台湾レポート②


 仙北市の独自ミッションで収穫の多い一日。JTPO(台日産業連携推進オフィス:政府機関)を訪問し、台湾と日本の企業進出について可能性を協議しました。そして実際に台湾宜蘭県の食品加工2社を訪ねてみると…。

 先ず、JTPOでは台湾の今後の経済予測を聞き、日本との経済交流で可能性の高い領域について協議しました。仙北市が国の特区指定を受けている評価は高く、近未来技術を活用した未来産業で台湾の民間企業と連携する道を探ることにしました。また宜蘭県の悦旺食品有限公司と超品企業有限公司の2社を訪ね、それぞれトップと仙北市への企業進出の条件を協議しました。この案件については、後ほど詳しく紹介します。どちらの企業も若い経営者が地域・国を思って奮起した事業拡大が成功していました。共通するキーワードは観光工場です。お米×観光、食品加工×観光の領域で、2ヶ所の企業の取組みは新鮮でした。

 来年のトップセールスは、市の観光協会や商工会(青年部)、若い農業者の皆さんの同行をお願いすることになるかも…。

2019年8月21日水曜日

2019台湾レポート①


 早朝に秋田を飛び立ち、羽田で乗り継いで13時30分(現地時間)、台北松山空港に着きました。ホテルに荷物を預け、すぐ台湾日本関係協会を表敬訪問。ここは台湾外交部(外務省)の日本担当セクションです。

 秋田県トップセールス(団長は佐竹知事)に同行し、今年も訪台する機会をいただきました。しかし、滞在中は仙北市の独自ミッションが大半で、台湾日本関係協会の表敬訪問もその1つです。訪問には主に2つの目的がありました。秋田県内で最多の台湾旅行者をお迎えできている御礼はもちろん、交流領域の拡大で台湾と日本の経済交流を活発化し、仙北市から台湾へ(また台湾から仙北市へ)、民間の企業進出をサポートいただきたいこと、さらに9月から仙北市に着任する黄敏さん(台湾桃園市)の紹介です。台湾日本関係協会の郭仲熙・秘書長は、東京にある台湾代表処(台湾大使館)の副代表も務めた親日家で、仙北市に何度も足を運んでくれた特別な友人です。最大限の協力を約束してくれました。

 夜は、秋田県トップセールスの皆さんと合流し、黄茂雄さん(台湾東元電機TECOグループ会長)が用意してくれた音楽会への参加、そして懇談会でした。本当にお世話になりました。