仙北市角館の立町ポケットパークで、出番を待つ白岩ささらの皆さん。左はしのザッザカが手にする楽器が編々木(ささら)です。地域に伝わる伝統芸能は、当時は人々の生活の祈りでした。
祖霊供養や悪疫退散、五穀豊穣を願う伝統のお盆行事です。でも成立したと伝わる400年前は、医療も天候予想もまだまだ十分ではない時代で…。つまり当時は芸能ではなく、命がけ・生活の祈りとして舞われたことが推測できます。ささら舞が実際どんな効果があったかは伝承では曖昧ですが、地域で協力し合い、疫病に立ち向かう行動があったことは事実です。
そんな思いで、観光客の皆さんに混じって白岩ささらを見つめました。ますます素晴らしい舞でした。
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