2013年4月21日日曜日

各地で運営体の総会


 各地域で地域運営体の総会が開催されています。今朝は、雲沢地域運営体の25年度総会に参加しました。高橋会長ほか各役員、地域や市議会議員(運営体顧問)の皆様が出席し、今年度の事業計画などを協議しました。写真は開会直後のスナップです。

 地域運営体は、昭和の大合併以前の町村区分(田沢・生保内・神代・白岩・角館・中川・雲沢・西明寺・桧木内)の9つにエリアを区分し、地域コミュニティや安全安心の核として、市民自らが主体となって「地域をデザインし運営する」ことを理念に、平成22年4月からスタートした市の独自制度です。年間500万円を上限に、市から各9運営体に活動費を毎年交付します。最初は「使い切らなければ損」みたいなムードが確かにありましたが、その財源が税金で賄われていることから、市議会や監査委員などのご指摘、また市民からの提案、さらに市と地域運営体連絡協議会が協働で策定した「活動指針」などで、使い方は格段に改善されています。

 ところで雲沢地域運営体では、5つのプロジェクトチームを編成して、各事業を展開しています。25年度には「柿の郷づくり」に着手する事業計画案も提案されました。雲然柿の保全や、新たな柿苗の育成などで、柿のメッカを目指し、それを地域の産業振興に結びつけようと言うもので、経済対策と呼べる活動です。ぜひ成功して欲しいと思います。

 国の調査機関が発表した仙北市の将来予測(仙北市は2040年には現在よりも43%人口が減少する)がそのまま実現すれば、地域から半数の人がいなくなってしまうことになります。そうなれば、地域コミュニティの維持などと言った生やさしい対策ではとうてい集落を維持することなどできません。あいさつで自分は、「20年後のための地域づくりを行っていると言う意識で、地域運営体の活動を進めて欲しい」とお話しをさせていただきました。皆さん、一緒に汗を流しましょう。

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