2009年8月19日水曜日

パリ警視庁爆破…ヨーロッパ⑤

 9月14日、フランス、パリ市第5区のカルチェ・ラタンに安いホテルを見つけ、ここをベースに2日間を過ごす。5区・6区はソルボンヌ大学などの学生街で、比較的暮らしやすいといわれるエリア。ノートルダム寺院やルーブル美術館のあるシテ島(セーヌ川の中洲にある島)にも近い。シベリア鉄道で預かった宮路順子さんへの手紙を届けるため、アドレスを頼りに3時間も訪ね歩く。分らない。ところが諦めてホテルに戻る途中、偶然に目的のアパートを発見。残念なことに本人は不在だったので、自分が滞在するホテルの電話番号をメモし、たまたま通りかかった住人に託して帰る。

 実はその間に大変な事件が起こっていた。さっき立ち寄ってきたノートルダム寺院の隣、パリ警視庁本部で爆弾テロがあったとのこと。わずか20分程度の差で爆風から逃れることができたことになる。ホテルに帰り、ニュースを見よう(見てもアナウンサーの言葉は分らないけど…)。

※写真は凱旋門の下にあるナポレオン記念碑。凱旋門はナポレオンの命令で建てられたが、彼はここを遺体で通った。

0 件のコメント:

コメントを投稿