2011年5月14日土曜日

韓国文化院にて


 写真の中央は韓国文化院(大使館の中にあるというか、大使館が文化院の中にあるというか)の姜基洪院長、その左隣が河正雄さん、さらに左隣が关根信夫さんです。先日の東京出張の際、大使館と文化院が主催した「河正雄コレクション故郷展」を鑑賞した後、撮影をいただきました。

 河さんの故郷展は、今年の2月7日から3月27日まで平福記念美術館で開催され大好評でした。今回の文化院展示はその半数程度しか展示していないそうですから、平福美術館の内容がどれだけ充実していたかがわかります。

 一番左側にいる关根信夫さんは、前回の平福祈念美術館展示でも、また今回の文化院展示でも正面に設置していた「散華」の制作者。芸術家にありがちな気難しさを微塵も感じさせないお人柄でした。

 ところで姜基洪院長が、この8月に秋田にお出でになるとのこと(秋田市内で韓国歌謡祭コンテストがあるそうです)。仙北市にお出でいただくお話もご快諾をいただきました。

コミュニティを考える市長の会②


 名和田教授はさらに、「本来は市町村がコミュニティだったはず。アメリカのミルトン・コトラー(公民権運動家)は、コミュニティこそ地方政府で、市町村合併は都市中心部に税金と人材が流れ込む仕掛けに過ぎないと言っていた。それでは市町村の潜在能力は発揮できない。だからこそ、もう一度コミュニティの再生が必要なのだ」としました。

 後半で実践市長の報告として、大阪府の池田市長が「4期目になってコミュニティ再生に取り組んでいる。主体的に自治を行うために立ち上がった組織には、総額では、市の年間予算規模の1パーセントをマックスに財源を交付することにした。今のところは1団体700万から1000万円程度になる」と、話していました。自分は、名和田教授に「その1団体あたりの金額の根拠の理論けは何によるものか」とお聞きしましたが、「地域住民の過半数が納得できる使い方を、検証することの繰り返し」が最も理論的とのこと。これは難しい作業です。後で聞くと、他の市長は経験則とか、必要量の平均とか、いろんな考え方があるようです。

 総務省では、地域協働体事業を平成23年度からスタートしています。これは仙北市が既に取り組んでいる地域運営体と全く同じ発想です。地域を経営し、防災力を保有し、再生産が可能な永続的地域をつくる思想です。

 まだ、理論的な論拠づくりには力が足りませんが、地域運営体政策は間違っていないことを確信できた勉強会でした。

コミュニティを考える市長の会①


 久しぶりブログです。実は昨日までこのブログを書き込みするシステムに障害が起こり、しばらく書きたくても書けなかったという状況でした。皆さんにお伝えしたいことが幾つもありましたが、…忘れてしまった。まずは確実なところを。

 5月12日、都内で開催された「国のかたちとコミュニティを考える市長の会」に参加。出席市長は全国から23人。

 最初に名和田法政大学教授が問題提起。この中で名和田教授は、「東日本大震災では、行政が壊滅的な打撃を受けた一方で、住民側の結束が災害の拡大を防いだ。国際社会の声は、ここに賛辞を送っていた。堤防の整備が遅れた漁村では、地震の度に山に逃げる習慣を維持していたが、築堤が済んだ場所では、よもやと思える災害になった。もちろん津波の規模が想定外だったが、ハード(堤防)よりもソフト(避難習慣や集落の在り方)が命を守ったとも分析できる。コミュニティは人命に直結するシステムだ」と話しました。

2011年5月7日土曜日

女川町から一時避難の皆さん


 昨日、宮城県女川町から110人の避難者を受入れしました。2週間ほど前から宮城県、秋田県、そして仙北市で調整を進めていました。今回の受入れは半年間を目処としていて、これまで秋田県では経験のない期間となります。

 受入れが決まる際、女川の安住町長と電話でお話しをしました。安住町長には「大切な町民の皆さんをお預かりするのですから、責任を持って毎日の生活支援を行います」とお話しをさせてもらいました。また安住町長が提案する2階建て仮設住宅についてお聞きすると、「法令など難しい面もありますが、実現したいと思います」とのこと。土地が狭い箇所での住宅確保策として、有効なアイディアだと思います。

 さて、避難者の皆さんにすれば、これからの半年間は、市内4箇所のホテルが自宅です。女川町の要望で同じ地域の町民は、同じホテルに滞在させて欲しいとのこと。コミュニティを考えると大切な要望です。何とかお応えできたと思います。随行してきた女川町職員の小松さんによると、まだ町内には1200人ぐらいの方々が避難所生活を続けているそうです。大変さに胸が詰まります。

 皆さんには、これからの人生の再スタートに向けて、ゆっくりと体も心も休めて欲しいと思います。

2011年5月5日木曜日

武家屋敷通りのシダレザクラ


 今日は朝から穏やかな天気で、桜もほぼ満開となっています。昨日、一昨日と連休の後半になり、やっと人が動き始めたかな…、みたいな状況です。今日も武家屋敷通りは歩行者天国で、大勢の皆さんが黒塀と桜のコントラストを楽しんでいます。

 実行委員会では、会期を8日まで延長しています。週末まで花を楽しむことができそうです。また水ばしょう、カタクリも美しく咲いてくれています。さあ、外に飛び出して、雪国の春を、一時の季節を味わってください。

2011年5月3日火曜日

カタクリ咲いています


 市内西木町八津・鎌足地区で、カタクリの大群生がお客様を喜ばせています。ただ例年に比べると、花の付きが遅いようで、八柳会長によれば、連休後半も見頃の時期が続くそうです。

 どれくらい観光客数は落ち込んでいますかと尋ねたら、「昨年の5月2日までの累計入園者は13,000人で、今年はこれまでで5,000人程度。半分以下です」との答え。「寒いからなあ」とお話ししていました。

 写真はカタクリを撮るカメラマンの後ろ姿。カッと明るい日差しが欲しいと、みんな思っています。

少しでも元気になってくれたら


 昨日は、仙北市内に避難している皆さんを迎え、角館の桜を見る会が開催されました。主催したのは市企業連絡協議会(安藤大輔会長)で、自分も参加をさせてもらいました。

 同協議会は、昨年設立された新しい団体です。50以上の個人・企業が参加していて、ネットワークを広げています。若手経営者が多く、発想も行動も斬新でとにかくスピード感があります。

 自分は始まりのあいさつで「乾杯はやめましょう。いただきますで会を開きましょう」とお話をさせていただきました。ところで、参加してくれた避難者の皆さんに楽しんでもらおうと、協議会メンバーがお弁当やジュース・ビール・お酒を調達してくれていました。福島からの方々が多く、それを気遣ってわざわざ福島の銘酒「会津中将」も用意。さすがの心遣いです。ほんのり頬が桜色に染まったおじいちゃん、おばあちゃんは「久しぶりに楽しい」と言ってくれて…。その言葉を聞いたこちらも元気になれました。