2025年6月30日月曜日

ニホンオオカミの謎


 秋田犬が一番オオカミの遺伝子を受け継いでいる?、山怪(ヤマケイ文庫)に登場するオオカミは山の神?、本当にニホンオオカミは絶滅したか?、そんな疑問の答えを探して岩手県立博物館を訪ねましたが…。

 オオカミの剥製や多くの資料が展示されていると、SNSで同館の企画展を知りました。ニホンオオカミの剥製はとても貴重で世界に5体、国内には3体しかありません。これは見逃せないと出かけました。ところが全くいつもの早とちりで…。ざっと館内を歩いても剥製を見つけられず、案内の方に聞いたら「その企画展〜捕食者の献立〜は昨年でした」と。でも親切に残っていたパンフレットを探して分けてもらい、何だか得した気分で帰ることができました(様々な疑問に一つも答えは見つかっていません)。

 オオカミは、1905年に奈良県東吉野村で捕獲されたオスの個体が最後だと言われています。でも岩手日報が1907年に盛岡市内で捕獲されたオオカミの記事を掲載していて、もしかしたら絶滅していないのでは…、みたいな研究者が結構います。山中での目撃情報、遠ぼえ情報も時たま耳にします。さてさて…。

0 件のコメント:

コメントを投稿