2021年4月24日土曜日

提案「新・秋田旅~道祖神編~」


 新たな秋田旅の提案~道祖神編~です。道祖神は疫病などが地域に入ってこないよう、村境や神社に祀られてきました。県内には100体以上が現存すると言われています。コロナ退散の願掛けもかねて、仙北市・大仙市を走りました。

 参考にしたガイドブックがあります。「村を守る不思議な神様~あきた人形道祖神めぐり~」(著者:小松和彦 絵:宮原葉月 発行:秋田人形道祖神プロジェクト)です。同誌によると、秋田県は道祖神のメッカ、全国一番の個体数なんだそうです。なるほど、コロナ感染者が少ないのは道祖神の数と比例しているのかも…。さらに各地の道祖神は多様です。男性だったり女性だったり、石だったりワラだったり、大きな身体を持っていたりお面だけだったり。道に迷ったら農作業の人に声をかけてください。丁寧に嬉しそうに場所を教えてくれます。地域の歴史や営み、人々の思いを感じることができる新・秋田旅です。

 写真の全身像は仙北市西木町吉田のワラニンギョウ、お面は大仙市太田・斉内のオニョサマ、同・小曽野のオニオウサマ、同・鶴田のショウキサマ。同・南外荒沢のショウキサマなど。それぞれにお米をお供えして歩きました。

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