2019年1月11日金曜日
皆さん、きっと内なる旅人…
今日の午前、仙北市芸術文化章授章式(同芸術文化協会主催:山口心海会長)に出席しました。文化章のお2人も、栄光賞のお2人も、きっと内なる旅人です。
文化章の佐藤愛子さん(西木町六本杉)は、昭和54年の西木公民館・文芸教室(清流の会)発足当時から活動を始め、以後は合同歌集「流れて三年」、「ながれて八ねん」、「潤いよ遙かなれ」、「流れ豊かに」の刊行に尽力。現在は指導者としての毎日を過ごしています。同じく文化章の小原博子さん(角館町表町)は、昭和48年に木村宗竜師匠に従事し茶道に入りました。以後は深く研鑽を積み、平成17年には裏千家15代家元から教授免許を拝受しています。平成27年に正教授、平成28年には角館町茶道連盟会長。国際交流でも活躍しています。栄光賞の佐藤励さん(角館町雲然)は、日展や第3科彫刻で入選、佐藤二郎さん(西木町小淵野)は、県展日本画で特賞を受賞しました。
内なる旅人…。昨年11月の新潮社の創業者・佐藤義亮さん生誕140周年記念事業で聞いた、梨木香歩さんの講話「内なる旅を行くこと」が心に残ります。詩歌も茶道も彫塑も絵画も、何か心の中のザワザワをカタチにする(しない)手段だとしたら、過ぎていく毎日が旅の真っ最中です。
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