2017年12月1日金曜日

市議会定例会がスタート



 10月の選挙以降、はじめての市議会(12月定例会)が昨日からスタートしました。会期は12月22日まで。私は冒頭の市政報告で、今後4年間のまちづくりに向け、次のようなお話をしました。


 「選挙戦では、行く先々で市民の皆様から多くのご意見をいただき、大変に有り難い経験をさせてもらいました。市役所がもっと市民に寄り添う存在だったらと悔しさが込み上げるお話、大雨被害の地域では厳しいご指摘を幾つも頂戴しました。また8年前(前回は無投票再選)は明かりが灯っていた住宅に人の気配がなかったり、既に崩壊しかけた住宅、荒れ果てた田畑など、市が抱える課題を目の当たりにしました。一方で当時の中学生が元気に仕事をしていたり、グラウンドの子ども達から声援をかけてもらったり、赤ちゃんを抱いたお母さんや走り寄ってきたお婆ちゃんから嬉しいお話を聞いたり、明るい未来を予感した場面にも遭遇できました。本当に多くの皆様の思いを受け止めることができました。向こう4年間でお示しした公約の達成、抱えた課題や手がけた仕事に答えを出し、人を育て、まちを育てます」と。


 平成28年度決算の認定では、本当に残念ですが議会の判断は不認定でした。理由は市税の収入率が低いこと、田沢湖クニマス未来館での設計違算問題、給食費の滞納が多いことなどが主な理由でした。来年度は税等の収納対策を強化するため、収納推進課(仮称)を新設することをお話ししました。もちろん税金等の徴収能力を高めるだけで、課題が解決するものではありません。経済活動の活発化を同時進行しないと…。

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